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オフキャンパス・スタディ「SECOND」体験記 ~挑戦するのを躊躇してしまう人が一歩を踏み出すきっかけに!

読了時間: 3分

はじめに

「旅の目的地はくじ引きで決まる」「スマートフォンの使用禁止」
そんなルールで知られるAPUのオフキャンパス・プログラム、SECOND。メインとなる約10日間の現地実習期間に、マレーシア、タイ※1の2か国をグループの力で回り、「くじ引き」によって決まる目的地への到達やアンケート調査などのミッションを遂行していきます。
今回はそんなSECONDプログラムに参加した田中海侑さんにインタビューしました。

田中海侑さん

田中海侑さん
アジア太平洋学部2回生

このプログラムに参加しようと思った理由は?

すごくサバイバル感があるプログラムだなと思い、興味をそそられました。海外に行って、アンケートをとるということはなかなかないですし、英語圏ではなく、第三言語圏で実習をするというところにも惹かれました。何より、「目的地を当日くじ引きで決める」というのが、自分の中ですごく刺さりました。「サバイバル力がつきそうだな」と。

印象に残っていることは? ―スマホがないからこそ感じた人の温かさ―

本当に、人の温かさとやさしさを心の底から感じました。タイで駅の場所を聞いたら、「そこだよ」と教えてくれるだけではなくて、「こっちだからついておいで」と駅まで案内してくれたのです。スマホが使えないからこそ、自分たちで聞くしかないですし、なんとか伝えなくてはいけない。つたない言葉なのに正解までたどり着けて、さらにその先まで案内してくれる。『心の温かさってこういうことなんだな』と、これまでの人生で一番、心の底から感謝を感じました。

おじちゃんが描いてくれた地図、行きたい駅を伝えたら絵で描いて教えてく

おじちゃんが描いてくれた地図、行きたい駅を伝えたら絵で描いて教えてく

大変だったことは? ―グループ内のコミュニケーション―

実は、グループ内でのコミュニケーションが一番大変でした。私たちのグループは国内生5人、国際生1人でした。私は、英語が苦手でも、積極的に話しかけるタイプなのですが、国内生のメンバーがなかなか英語で現地の方に話しかけようとしなかったり、同じグループの国際生とうまく交流できないことがありました。一度話し合う場を作って「日本語と英語の時間を分けよう」と決めたのですが、後半はみんな疲れが溜まって、長くは続かなくて。異国の地で負荷がかかっているのは全員同じですが、それでも動かなきゃいけないことはあるというもどかしさで、モヤモヤしたこともありました。

―どうやって乗り越えましたか?

実習後に、グループでお互いにフィードバックしあう時間が設けられました。そこで本音を言い合いました 。感謝も伝えましたが、「こういうところがちょっと……」という不満も全部。そこでやっと「ごめんね」と「ありがとう」を言い合えて、解決できました。自分の未熟さも、一周回って見えてくるような経験でした。

スマホなしで目的地Iphoへ到着

スマホなしで目的地Iphoへ到着

インタビューするために、現地の人が集まるショッピングモールへ

インタビューするために、現地の人が集まるショッピングモールへ

成長を感じたことは? ―「メンタル」と「行動力」という自分の武器―

グループメンバーから、「行動力が本当にすごいよね」といってもらえたことです。また、「メンタル強いね」ともいわれました。実習中は道行く人にアンケートをお願いするのですが、断られることも多いのです。私は断られても「あ、そっか、じゃあ次行こう」とすぐに切り替えられるのですが、中には断られるたびに心が傷ついて「怖くて無理」となってしまう子もいて。その時は「じゃあ一緒に声かけ行こう」と誘って、一緒にやったりもしました。もともと自信はありましたが、みんなに言ってもらえたことにより、改めてこれらが自分の強みなのだという確信に変わりました。

―その強みの秘訣は何だと思いますか?

何に対しても「ハードルが低い」ことだと思います。知らない人に話しかけることや、間違いを恐れて英語を話すことを躊躇したりすることはまったくなくて。「伝われば少しぐらい文法が間違ってもよくない?」って思います。この実習では、自分の強みを最大限に活かすことができました。同時に、その強い個性が周りにどう影響するかを考えるきっかけにもなりました。「自分の強みをどう生かせば、チームとしてもっと良くなれるか」。失敗、成功を含め、今の自分を受け止められたことは、これからの大学生活への自信につながりました。

おわりに

失敗や不安を恐れ、新しいことに挑戦するのを躊躇してしまうことに課題を感じていた私は、自分自身も含め、この学生ブログを読んだ人の課題解決のヒントになればいいなと思い、このトピックを選びました。インタビューを通して、secondというプログラムは、単なる異文化体験ではなく、自分自身の強みや弱みを深く知る機会であり、体験した田中さんの言葉は、失敗を恐れて挑戦する機会を逃しがちな私にとって、大きな気づきとなりました。まずは一歩踏み出してみるということが、どれだけ大切で、どれだけ新しいことを発見できるのかを実感しました。

また、自分の個性が悪い方向に働くこともあると気づけたという田中さんの話に、単なる失敗ではなく、自分を知り、どうやって人と向き合うべきかまで考えていることに感銘を受け、刺激になりました。新しいことに挑戦し、新しい景色をみたいなと新たな思いを持った私と同様に、この記事を読んでくれた人も、何かのきっかけになればと思っています。

※1 2025年プログラム

髙松 楓
髙松 楓
みなさんこんにちは!アジア太平洋学部2回生のフウです。APUでの生活を通して感じた魅力や、様々なことに挑戦している人たちについて発信していきたいです。よろしくお願いします。



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