学生ブログ

「世界のことばのおまつりinあかし」の一日:言語を通じて文化に触れる

読了時間: 3分

今回は昨年12月に兵庫県で行われた世界のことばのおまつりinあかしに参加した経験を紹介します。

世界のことばのおまつり(Language Festival(以下LF))は、世界の言語や文化の豊かさについて人々に興味を持ってもらうために、APUの学生・教職員が2022年から毎年開催しています。またAPUキャンパスで秋に行われる天空祭でもLFを開催しています。今回、明石でのLFでは、APUの国際学生が自分たちの言葉を発表するセッションや料理を提供するコーナー、はずむようなリズムが響くダンスの披露、加えて言語学者の伊藤雄馬さんがタイやラオスで話者約500名のムラブリ語について紹介するセッションも行われました。

参加してみて感じた、言葉がもたらす「温度」

言語そのものだけでなく、言語の成り立ちや歴史を母語話者から直接学ぶことができるこのイベントは、実際にその国を旅しているような感覚になるほど、非常に興味深いものでした。タミル語やジャマイカン・パトワ語、ウクライナ語、ロシア語…などアジアや欧州のみならず世界中の多様な地域の言語の「生の声」に1日で触れることのできる貴重な機会だけではありません。

文字だけでは決して知ることのできない、言葉の裏側に潜む「奥深い背景」を知ることで、普段呪文のように聞こえていた外国語が、急に温度を帯びた表現として心に飛び込んできました。例えばアラビア語の挨拶「アッサラーム・アライクム(Assalamu alaikum)」は直訳すると、「あなたの上に平和がありますように」となります。この言葉はかつて厳しい環境で暮らす人々にとって、見知らぬ人と出会うことは、緊張を伴う瞬間でもありました。そこで最初にこの言葉を話すことは「あなたに危害を与えない」ということの安全の約束を意味します。このように言葉はさまざまな役割を持って用いられているということを知ることができました。
日常的なあいさつには、その土地の宗教観や自然との付き合い方、人との距離感が反映されており、このイベントが言葉のもつ「温度」を体感できる機会であることを実感しました。

世界とつながる一歩をLanguage Festivalで!

Language Festivalの基本理念として”国”にこだわらないということを意識しています。新たに言語を知るということは人々の心を知ることができる経験です。Language Festivalは当たり前だけど、大切なことに気づかせてくれるおまつりです。 「海外に興味はあるけど、きっかけがない」「知らない文化に触れてみたい」と思っているみなさんは次回開催されるLanguage Festivalに足を運んでみませんか?そこには、授業や教科書で知ることのできない温かい言葉の世界が広がっています。

西村 翔
西村 翔

みなさんこんにちは〜APM 2回生の西村翔です!色々なところに旅行に行きおいしいものを食べることが最近のマイブームです!
SPAの活動を通じて様々な方と関わることができたらと思っています!別府やAPUの魅力をSPAを通じてみなさんにもっとお届けできると嬉しいです!




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