APUについて

文部科学省 平成20年度戦略的大学連携支援事業 の採択について

この度、大分大学が代表校となり、本学を含む大分県内の7大学1高専が連携校として申請した「地域連携研究・留学生支援・教育連携を柱とする地方における高度人材養成拠点の構築」が、文部科学省「平成20年度戦略的大学連携支援事業」(総合的連携型)に採択されました。

文部科学省「平成20年度戦略的大学連携支援事業」は、国公私立大学間の積極的な連携を推進し、各大学における教育研究資源を有効活用することにより、地域における知の拠点として、教育研究水準のさらなる高度化、個性・特色の明確化、大学運営基盤の強化等を図ることを目的として、本年度から新規に開始された文部科学省の支援事業です。 今年度は94件の申請があり、このうち54件の連携取組が採択されています。

これまで大分県は地域づくり運動や留学生教育において全国の地方をリードしてきました。
大分・別府地域の8大学・団体等は、この分野のコンソーシアム組織(大学コンソーシアムおおいた)を既に設立し連携活動を行っています。「地域連携研究・留学生支援・教育連携を柱とする地方における高度人材養成拠点の構築」は、このように実績のある既存組織を強化するとともに、教育や入試、大学運営などの面を加えて、総合的な大学間連携を推進することを目指しています。

地域連携研究・留学生支援・教育連携を柱とする
地方における高度人材養成拠点の構築

地域連携研究

共同研究スペースとして設置する「リサーチ・ファクトリー」に「ディレクター」を配置して大学間の共同研究を調整・先導し、その過程で若手研究者や高度技術者を養成する。

留学生支援

留学生の就職支援を強化し、地域定着を図ることで、当地域を地方における国際共生モデル地域に向上させる。

教育連携

「教育連携コンソーシアム」(仮称)設置し、責任ある実施主体となって新たなコンセプトに基づく共通教育プログラムを編成・実施する。また、市民とりわけシニア層の生涯教育を中心に連携公開講座を推進する。さらに合同進学説明会の実施など、試関連の業務連携を推進する。

上記、3つの連携事業を柱とする。 この他、大学運営に関する連携を推進する。 平成20年度より始まった立命館アジア太平洋大学と大分大学の人事交流の取り組みをさらに広げ、合同職員研修(SD)などの実施も検討する。

3年間の本事業の終了後も、連携の取り組みをさらに発展させ、本取組終了前後には、これら活動を統合的に実行する組織として「高等教育コンソーシアム大分」を設立し、地域における高度人材養成の総合拠点とする。

< 申請大学・協力団体 >
代表校(申請大学) 連携校 協力団体
大分大学 大分県立看護科学大学 大分県

日本文理大学 大分市

別府大学 大分経済同友会

立命館アジア太平洋大学 大分県商工会議所連合会

大分県立芸術文化短期大学

別府大学短期大学部

大分工業高等専門学校

文部科学省「戦略的大学連携支援事業」ウェブサイト
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/senryaku2.htm

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