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カンファレンス「CHINA IN OCEANIA: TOWARDS A NEW REGIONAL ORDER?」を開催

2007/5/2

立命館アジア太平洋大学(APU)国際戦略インスティテュートとハワイ大学マノア校ハワイ・アジア・太平洋学部太平洋諸島学センターとの共催で、3月26日(月)と27日(火)の2日間に、「CHINA IN OCEANIA」カンファレンスをAPUで開催しました。
このカンファレンスは、太平洋諸島地域における国際勢力と影響力の構成が変容しつつあることについての、共同研究と対話の促進を目的としており、中国とオセアニア小島嶼国間でますます重要となる政治・経済・社会的繋がりを重点に行われました。

CHINA IN OCEANIAのテーマの下、太平洋諸島地域で重要な役割を担いつつある北京の新たな役割に焦点を当てました。オセアニア、オーストラリア、ニュージーランド、EU加盟国などの西洋列強だけでなく、過去20年にわたりこの地域で強固な存在感を確立した日本は、この発展を注視しています。台湾もまた、中国の新たな発言力の拡大に注目しています。台湾は、小島嶼国に対する「ドル外交」を行うことで国際的な認識を高めようと試みています。これらの展開は地域の勢力バランスを転換させたとして、2世紀前にヨーロッパの植民地となって以来の重要なことだとされています。

このカンファレンスを通して、国際的な外交官、学者、大学院生達が共に、地域の力関係の変化を考察し、オセアニア圏を構成する22の太平洋諸島の国々と領土の要望と願望がもたらす影響を分析しました。オセアニアにおける中国と台湾の競争、問題に対する日本人の見解、そしてオセアニアにおける中国と台湾の役割の議論に焦点を当てている特定国、などがテーマとして挙げられました。 基調講演は、駐日パプアニューギニア大使Michael Maue氏より頂き、他にも、駐中大使および国連大使を務めたMichael Powles氏(ニュージーランド)、そしてAuckland大学教授Zhang Yongjin氏よりお話を頂きました。

カンファレンス終了後にはプレナリーセッションが開催され、以下に挙げる今後の活動及び方向性について討論を行いました。

1. このカンファレンスの結果を環太平洋の指導者、学者、学生達に提供する。
2. 地域外だけに限らず、環太平洋からの視点で今後の活動に的を絞る。そして、太平洋の歴史、文化、現在のニーズ、そして政治にみられる多様性を解明する。
3. 国家の指導者レベルも交えて討論を行い、最新のデータや学者・政府関係者の考えを共有する。
4. 移民と共生した経験を持つ先住民がアジアの国々の見解を評価する為に、環太平洋におけるアジアの移民の役割を研究する。
5. アフリカとオセアニアにおける中国の指導力を比較研究する。
6. カンファレンスの討議内容について早急に発行物を作成する。



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