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イベント
2012年11月4日~11月18日、世界45カ国、約100都市で開催されている「世界報道写真展2012」を、九州では唯一、APUで開催しました。
「世界報道写真展」は、オランダのアムステルダムに本部を置く世界報道写真財団が毎年開催する世界報道写真コンテストの入賞作品を展示した世界最高峰の写真展の一つで、今年で55回を迎えます。APUでは、開学時の2000年と、2003年からは毎年開催しています。
今年の世界報道写真コンテストには、「現代社会の問題」「ニュースの中の人々」「ポートレート」「スポーツ」など9部門に、世界124 カ国・地域、5,247 人の写真家から101,254点もの応募がありました。その中から厳選された56人の写真家による、約170点の入賞作品が展示されます。大賞に選ばれたスペインの写真家サムエル・アランダ氏が中東のイエメンで反体制デモの最中に負傷した息子を抱きかかえる女性を写した写真のほか、中東や北アフリカ各国での民衆運動や東日本大震災の爪痕など、2011年に世界で起きた出来事の一瞬が映し出されています。
日本では6月9日の東京都写真美術館での開催を皮切りに、大阪、京都(立命館大学国際平和ミュージアム)、滋賀(立命館大学)、別府(APU)と巡回しました。
世界報道写真展は盛況のうちに閉幕しました。APUでは2672名の方に来場いただきました。ご来場ありがとうございました。
サムエル・アランダ
スペイン、ニューヨーク・タイムズ紙向け
サレハ大統領に対する抗議デモの間に負傷した息子を抱きかかえる女性。
(イエメン、サヌア 10月15日)