立命館アジア太平洋大学

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学長ノート

新入生へのメッセージ

2014/4/1

是永 駿 第3代学長

立命館アジア太平洋大学へのご入学、おめでとうございます。

この春、1002名の新入生を迎え、現在APUに在籍する学生は、国際学生2507名、国内学生3252名、計5759名となりました。皆さんの入学を、ご家族、友人、そして本日ご臨席の大分県副知事はじめ来賓の方々とともにお祝いしたいと思います。本日は、海外からセント・エドワーズ大学のマーチン学長がご出席して下さっています。APUはアメリカ、テキサス州オースチンにあるセント・エドワーズ大学と多方面の協働プログラムを展開しています。マーチン学長の本日のご臨席、心より御礼申し上げます。

APUは日本を代表する国際大学として、2012年に、ほかの4大学とともにグローバル5大学の連携協定を結びました。グローバル5大学とは、国際教養大学、国際基督教大学、上智大学、早稲田大学国際教養学部、そしてAPUです。その中でもAPUは、世界屈指の多様性、多言語多文化環境と、日英2言語教育というふたつの点で、ほかの4大学に抜きん出ています。このキャンパスの多様性は、約2400名、80の国、地域からの国際学生が学部4年間、3000名の国内学生とともに学ぶという、画期的なものです。国内学生も全国からあつまり、最近は首都圏からの入学者も増えています。グローバル5大学の中で、専門科目を英語、日本語両方で提供しているのはAPUだけです。ひとつの科目をいずれの言語でも受講できるというこのシステムも画期的なものです。

このシステムがうまく機能するためには、国際学生は日本語、国内学生は英語を徹底して学ぶ必要があります。よく、APUに入れば英語が自然に身につくという話を耳にしますが、それは幻想にすぎません。APUはマジックワールドではありません。人間が自然に言語を身につけるのは幼児期から少年期にかけての短い期間だけです。あとは自ら鍛えるしかありません。しかし、君たちが自分の心に火をつけて、自分を鍛えるという心構えをもつ、その時には、APUはマジックワールドに変わります。なぜか。先ほどふたつの点でほかの4大学より優れていると言いましたが、ほんとうは三つ目の点がどの大学にもない強みなのです。それはこのキャンパスに数限りなく存在するさまざまなコミュニティー、ふれあいの「場」です。自分の好奇心に目覚めるチャンス、自分のこれまでの殻を破る出会い、自分の夢を実現させるチャレンジが、このキャンパスにはあふれています。このコミュニティー、共同体は、君たちの先輩たちが作り上げてきたものであり、これから君たちがさらに育てていくものです。

APUのキャンパスには、君たちを自分自身にチャレンジさせる何かがある。世界のどこにもない異文化の坩堝がそれなのかも知れません。君たちに変身をうながす、それを変身のマジックと言えば言えるのかもしれません。しかし、そのマジックを仕掛けるのは、あくまでも君たち自身です。君たちが自分の心に火をつければ、必ずや4年後、今の君とは異なる別の自分が君の前に立っていることでしょう。
諸君の健闘を祈ります。



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