立命館アジア太平洋大学

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学長ノート

卒業生へのメッセージ

2014/3/14

是永 駿 第3代学長

この春APUは、699名の卒業生をそれぞれの新たなステージへと送り出します。卒業生、ご家族・ご友人、ご来賓の方々とともにこの記念すべき日を迎えられますこと、光栄に存じます。  皆さんはAPUでの学生生活を通して、自分の人生の方向を見定め、進路を決めて、今日、社会へ巣立ちます。会社で働く、大学院へ進学する、自分で起業する等など、個人個人それぞれの道は異なりますが、皆さんが幸多い人生を歩むことを祈ります。

APUの校友会はすでに国内6支部、海外17支部を展開しています。これからは皆さんもその一員となって、互いに支え合い、APUのネットワークを世界中に広げて下さい。皆さんの合言葉に”We can do it.” ”We are APU.”というすばらしい言葉があります。その言葉を生み出したのは、皆さんの共感する心、感じる心だと思います。このAPUという、世界中から学生が集う多文化環境のなかで、互いの文化、歴史を尊重して、同じ地平に立って考え行動する、そういう学生生活を送ってきた皆さんだからこそ言える言葉だと思います。その意味では、 ”We can feel it.”という精神、感じる心があってこそ生まれた言葉だと思います。Global mindとは何か、について皆さんがすでに答えを出しているのです。

今や世界の大学はフリーマーケット化して、どこの大学へでも進学できる世の中になりました。英語が世界公用語として通用しているからです。APUが日英二言語を教学の柱に据えているのは、日本に設置された国際大学として当然のことですが、世界の大学の中からAPUが進学先として選ばれるには、この日英二言語教育をより高品質化して、競争に打ち勝たなければなりません。皆さんの人生においても挫折や失意との闘いがあるのと同じように、学問や教育も「闘い」です。

六年かけて取り組んできた国際的な経営学の評価機関であるAACSBの認証獲得は、今年がファイナルステージとなりました。創立以来確立してきた様々な国際展開プログラムも成果を上げてきました。海外では、我が大学は百位以内にあるとか、百位台にあるとか、当然のように世界の大学ランキングが話題になります。研究力を主体にした大学の総合力がランキングされるのですが、これからは分野別ランキングも重要視されることになるでしょう。APUは総合大学、理工系大学ではありませんが、国際経営学などの分野別ランキングの上位校をめざします。

APUに集う学生は、世界80カ国・地域以上、国内の受験生も首都圏からが2割を占めるようになりました。世界屈指の多文化環境を誇るAPUで学んだ皆さんの共感するGlobal mindこそがこの混沌とした世界を変える力を持っているのです。皆さんがそれぞれひとりひとりの人生のなかで、この精神を静かに灯し続けることを祈っています。あらためて、ご卒業おめでとうございます。



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