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2013/01/18
志磨 慶子 元副学長
このたび、APU副学長(総務・財務・就職担当)に就任しました、志磨 慶子と申します。
私は1971年に立命館大学に就職し、広小路、衣笠、BKC、朱雀と4キャンパス全てを経験してきました。今回のAPUは私にとって「千里の目を極めんと 欲して、更に上る一層の楼」ということになろうかと思います。
立命館大学では、主として教学分野、次いで入試業務を担ってきましたが、ここ数年間はコンプライアンスやハラスメント防止関連の業務を担当してきました。 教学関連分野では、教員組織整備計画、教育の実質化に向けた学年暦の改正、新人教員を対象としたFDの展開や映像学部・生命科学部・薬学部等の新学部など の設置等に関わってきました。そのなかで、これらの業務を遂行するためには「現場」の知恵と力が必須であり、「現場」においては、人権の尊重と多様性の受 容を己の行動原則としなければ知恵も力も発揮できないということを痛感してきました。
APUは僅か10年ばかりの間に日本における国際大学としてゆるぎない地位を築いてきましたが、日本の相対的地盤沈下や「領土問題」等今日の厳しい世界情 勢のなかで、引き続き優秀な留学生を確保し世界で活躍する人材を育成するためには、すべての教職員が使命感を持って厳しい現実に立ち向かっていかなければ ならないと思っています。APUの教職員がお互いに支え合い協力してこれらの困難な課題を克服していくために、総務・財務・就職担当の副学長として「現 場」の志を大事にしながら、風通しの良い職場環境づくりに邁進してゆく所存です。