学長ノート

APU学長より新年のご挨拶

2026/01/06

あけましておめでとうございます。

はじめに、昨年11月に大分市佐賀関で発生した大規模な火災により被害に遭われた皆様、11月下旬から12月にかけての豪雨やサイクロンによる風水害の被害に遭われた東南アジア、南アジアの皆様に、改めて心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興と、地域の皆様の平穏な日常が取り戻されることを、APU一同、心よりお祈り申し上げます。

昨年、APUは、開学25周年という大きな節目を迎えました。この一年は、地元である大分県や別府市、産業界をはじめとする多くの皆様の温かいご支援、そしてこの別府の地から世界へと羽ばたいていった、2万5千人を超える卒業生一人ひとりの挑戦によって、APUが支えられ発展してきたことを改めて実感する一年となりました。改めまして、心より感謝申し上げます。

2026年もAPUは、「Leap Beyond Global」をテーマに、三つの挑戦に取り組んでまいります。

  • 一つ目は「多様性の拡張」です。これまで培ってきた国籍の多様性にとどまらず、年齢、専門分野、社会的役割など、あらゆる多様性を包摂し、生涯にわたり学び続ける「ライフロング・ラーナー」が集う大学へと進化していきます。
  • 二つ目は、「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の実践」で、ウェルネス・ウェルビーイング・コミュニティ創造を目指します。
  • 三つ目は、社会課題の解決に主体的に取り組み「インパクトを創出する」ことです。

APUは地域や社会の持続可能な発展に貢献する「知の結節点(ハブ)」としての機能を一層強化し、新たな共創を生み出す大学であり続けたいと考えています。

こうした取り組みの一環として、昨年は台湾の国立陽明交通大学と包括協定を締結しました。APUにとっては先端技術分野に強みを持つ海外大学との初めての包括的な連携であり、理系学部を持たない本学が、半導体をはじめとするテクノロジー分野への繋がりを深める大切な契機となりました。多文化環境で成長した力を生かしつつ、技術と社会をつなぐ多文化技術マネジメント人材の育成にも、今後一層取り組んでまいります。

学部生・大学院生の皆さん一人ひとりが、APUで学んだ体験をもとに、自らの可能性を広げ、「APUで学んだ人たちが世界を変える」ように果敢に挑戦することを心から期待しています。

社会や地域がさまざまな困難に直面する中にあっても、人と人とが支え合い、希望を未来へとつないでいく力が、今あらためて求められています。本年が、皆様一人ひとりにとって、そしてAPUにとって、新たな可能性を切り拓く実り多き一年となることを心より願っております。

立命館アジア太平洋大学
学長 米山裕



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