立命館アジア太平洋大学

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2008年度APU講座始まる

2008/7/17

2008年度のAPU講座が7月から始まりました。同講座は、2000年のAPU開校前から、一般の方に「知」の面白さ探求してもらい、地域社会の国際化に貢献できるよう企画しています。今年のテーマは、「多文化との共生・交流」。APU教授らが講義をし、国際学生を含むAPU学生たちも講座アシスタントとして参加しています。


7月5日(土)に大分市で開催した第1回講座では、有井健APS准教授が「生き物の世界のつながり」をテーマに講演しました。有井准教授の主な研究テーマは、「生態学」や「生態モデリング」です。今回の講座では、「多様な生物界とインターネットには“ネットワーク構造が存在する”という類似点がある」ことを示し、さらに「生物界では、ネットワーク構造があるが故に、ある種の絶滅が他の種の絶滅につながる恐れがあり、このことが種の多様性の維持に大きな影響を与えうる」と説明しました。講義終了後はAPU学生を交えての昼食交流会も開きました。受講者と学生や講師の会話もはずみ、交流を楽しみました。

7月12日(土)の第2回講座は、APUキャンパスで近藤まりAPM教授が「多文化理解の極意はケンカに有り—対人摩擦をどう扱いますか?」をテーマに講演しました。近藤教授は、「国や文化によってパワーディスタンス(権力距離=相手との権力差を認める度合い)は異なる」と説明した上で「アメリカでは、上司を愛称で呼ぶことが多いが日本ではどうだろうか」と会場に質問を投げかけました。「日本の部下は通常、上司をニックネームで呼んだりしない。日本はアメリカに比べて(上司と部下の)距離があるのでは」(日本人受講者)といった意見がでました。ほかにも参加者全員で最近起こったケンカ、対人摩擦について振りかえり、身近な題材から、多文化理解への知識を深めていきました。

第3回APU講座は11月3日(月・祝)にAPUで石井由香APS教授が「日本の外国人・移民政策の現在」をテーマに講義します。なお、8月30日より「APU福岡講座」として福岡市内での開催も予定しています。皆様のご参加をお待ちしています。
詳細は、こちらをご覧ください。



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