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イベント
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、「世界報道写真展2020」の開催は中止となりましたのでお知らせいたします。
毎年、楽しみに足を運んでくださっている皆様方には大変残念なお知らせとなります。また来年度から通常開催が出来るよう、APU一同願っております。
World Press Photo 2020
世界報道写真展はオランダのアムステルダムに本部を置く世界報道写真財団が毎年開催する世界報道写真コンテストの入賞作品を展示した世界最高峰の写真展の1つで、今年で63回目を迎えます。APUでは、開学の2000年と、2003年からは毎年開催されていますが、残念ながら今年度は新型コロナウイルスの影響により開催中止となりました。
今年は44人がコンテストでの入賞を果たしました。コンテストの部門は全部で8つ。さらにそれぞれが「単写真(写真1枚)」と「組写真(複数の写真で構成)」に分かれています(「長期取材」の部を除く)。入賞者は部門毎に各1位から3位までのいずれかに該当します。入賞者の中から、その年の最も優れた写真1点に対しては「世界報道写真大賞」が贈られます。今年の大賞受賞者はAFP通信で元朝日新聞カメラマンの千葉康由氏(1971年生まれ。大分県佐伯市出身)が撮影した「Straight Voice(まっすぐな声)」が選ばれた。日本人の大賞受賞は、1979年以来41年ぶり4人目の快挙。また、「スポットニュース部門」ではEPA通信の黒川大助氏が2位入賞となりました。
一般ニュースの部 単写真 1位
「Straight Voice(まっすぐな声)」
停電による闇の中、周囲の人たちの携帯電話の光に照らされた少年たちが政府への抗議を込めた詩を歌っている。治安部隊による反政府デモへの弾圧で100人以上が死亡したとされている。
千葉康由氏(日本、AFP通信)
2019年6月3日 スーダン(ハルツーム)
スポットニュース部門 単写真 2位
「Nairobi DusitD2 Hotel Attack
(ナイロビのデュシットD2ホテル襲撃)」
ソマリアを拠点とするイスラム系武装勢力アル・シャバブが起こしたテロ事件。トランプ米大統領が、エルサレムをイスラエルの「首都」と承認すると宣言したことへの報復として、アル・シャバブは多くの外国人が出入りするナイロビ市内の高級ホテルと、隣接する商業施設を襲撃、700人以上が避難し、約50人の死傷者が出た。
黒川大助氏(日本、EPA通信)
2019年1月15日 ケニア(ナイロビ)