-ハラル、ベジタリアン、ヴィーガンへの認知を広げる-
「ベジらる」は、ハラル、ベジタリアン、ヴィーガンの認知を広めることを目的として活動しています。1月9日(水)、カフェテリアでハラル、ベジタリアン、ヴィーガンについて知り、より身近なものとして感じてもらうイベント「ベジらるミキサー」をAPUのカフェテリアで開催し、学生、飲食店経営者、自治体関係者、教職員など約80人の参加者が来場しました。
まず、飲食店経営者の方が「ベジらる」のメンバーと一緒に考えたメニューを紹介。ハラル、ベジタリアン、ヴィーガンに対応した「とり天」「おでん」「焼きそば」「餃子」「巻き寿司」「串揚げ」の6種類をビュッフェ形式で提供しました。どの料理もとても好評で、試食した参加者は「日本でおなじみの料理がハラル、ベジタリアン、ヴィーガンで作れるなんて!」と驚いていました。中でもハラルとり天が一番の人気だったようです。
次にハラル、ベジタリアン、ヴィーガンの当事者の学生が、自分が普段はどのように食事をとっているか、食事の際に不便を感じた経験や、飲食店経営者の方々に期待することを話しました。当事者の学生の実体験に基づいた話は知識が無い人でも理解しやすく、「ハラル、ベジタリアン、ヴィーガンに対応したメニューが無かったとしても、個別のリクエストに対応して頂いたり、オプションメニューを付けて個人が選択できるようにしてもらえるだけで嬉しいです」という言葉に、参加者はうなずきながら話に聞き入っていました。
このイベントがきっかけとなり、ハラル、ベジタリアン、ヴィーガンへの認知と理解が広がり、個別のリクエストなどにも対応可能な飲食店が増えていくことを願っています。