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大分県知事
佐藤 樹一郎様
栄えある立命館アジア太平洋大学の学位を取得され、晴れて卒業される皆さん、誠におめでとうございます。
米山学長をはじめ教職員の皆様の熱意あふれるご指導に深く敬意を表するとともに、卒業生の成長を温かく見守り、深い愛情を注いでこられたご家族の皆様にも、心からお慶びを申し上げます。
立命館アジア太平洋大学は、2000年4月の開学以来、日本の高等教育のグローバル化を牽引する大学として、世界水準の国際認証を取得するなど、輝かしい実績を積み重ねてこられました。
近年、人口構造の変化やAIをはじめとする技術革新などかつてない変化の時代に直面しており、多様な視点を備えたリーダーや、社会課題の解決・新たな価値創造に取り組める人材への期待は、ますます高まっています。
そうした中、貴学は本年6月に公益社団法人ツーリズムおおいたと、本県における持続可能な観光振興や観光人材の育成に関する包括連携協定を締結したほか、石川県とも「世界農業遺産を通じた国際貢献に関する連携協定」を締結されるなど意欲的な取組を進め、本県の国内外に誇る知の拠点として発展し続けておられます。
また、地域の小学生を対象としたワークショップや、高校生を対象とした宿泊型体験プログラムに加え、地域の方々向けの体験型イベントの開催、ビーチクリーン活動など、本県の国際化のみならず、地域活性化にも絶えずお力添えをいただいていることに、改めて感謝を申し上げます。
本日卒業を迎えられた皆さんは、122の国・地域の学生が学ぶ多文化共生のキャンパスにおいて、国際社会の中で大いに活躍できる人材となるため、学業に精励されました。国籍や文化の違いを超えて学び合う環境そのものが皆さんの大きな財産であり、この変革の時代において新しい時代を切り拓く大きな力になるものと確信しています。
卒業後もこれまで培ったグローバル・マインド、人的ネットワークを存分に発揮し、それぞれの分野で活躍され、アジア太平洋地域の発展に大きく貢献していただくことを期待しています。
結びに、多くの思い出が詰まったこの大分を第二の故郷としていつまでも愛していただき、国と国、地域と地域、人と人、そして大分と世界を結ぶ架け橋となっていただくことを願いつつ、皆さんの今後のご活躍と立命館アジア太平洋大学の更なるご発展を祈念し、お祝いのあいさつとします。
2026年9月18日
大分県知事 佐藤 樹一郎
別府市長
長野 恭紘様
本日、立命館アジア太平洋大学を卒業される皆様、そしてご家族の皆様、誠におめでとうございます。別府市民を代表し、心よりお祝い申し上げます。あわせて、皆様を支えてこられたご家族の皆様、教職員の皆様に、深い敬意と感謝を申し上げます。
APUで皆さんは、国や文化、価値観の違いを越えて学び合い、語り合い、時にぶつかりながら、対話と協働を重ねてこられました。これから皆さんが歩む社会は、分断や紛争、気候変動による災害など、不確実性の高まる時代です。だからこそ、APUで培った、違いを理解し、課題の本質を捉え、周囲を巻き込みながら解決に向けて前に進む力を、これからの人生で大いに生かしてください。
ここ別府は、古くから国内外の人々を迎え入れてきた国際観光温泉文化都市です。世界から学生が集い、学び合うAPUは、国際色豊かな別府を象徴する存在でもあります。皆さんがこのまちで過ごした時間や、ここで築いた人とのつながりは、別府にとってかけがえのない財産です。
APUは昨年、開学25周年を迎えました。この25年間、世界から集まった若者たちが別府で学び、友情を育み、世界へ羽ばたいていきました。そして、皆さんがそれぞれの世界から別府を想い続けてくださることは、このまちの未来の力になります。
これからの道には、迷いや困難もあることでしょう。そんなときこそ、APUで培った対話する力と、異なる価値観を理解する力を胸に、自分を信じて挑戦を続けてください。その一歩一歩が、皆さん自身の未来を切り拓き、これからの社会をつくっていきます。
もし迷い、立ち止まりたくなったときは、別府で過ごした日々を思い出してください。湯けむりに包まれた朝、仲間と語り合った夜、まちの人々と交わした笑顔や言葉のぬくもり。そのすべてが、皆さんの心の中に、いつまでも息づいています。
そして、またいつかこの別府に「ただいま!」と帰ってきてください。
私たち別府市民は、変わらぬ温もりと応援の気持ちをもって、いつでもみなさんをお迎えします。
結びに、立命館アジア太平洋大学のさらなるご発展と、卒業生の皆様の輝かしい未来を心からお祈り申し上げます。
ご卒業、誠におめでとうございます。
2026年9月18日
別府市長 長野 恭紘