ギャラリー

―安心して飲める水を提供する－

みなぎプロジェクトは、中米グアテマラの東部に位置するチキムラという地域に住む人々に、安全な水を提供することを目的とするプロジェクトです。現地の学校やコミュニティに住む方々が安全な水を飲めるよう、ろ過フィルターを寄贈し、継続的に安全な水が飲めるよう、ワークショップを開催すべく活動しています。

このプロジェクトは、発起人でありリーダーを務める皆木健太さん（アジア太平洋学部・3回生）が、グアテマラの方々の支援に取り組む財団の代表者と知り合ったことがきっかけです。皆木さんが生まれ育ったグアテマラでの、現地の人々の健康問題を解決したいという思いに共感した仲間と共に活動を始めました。

―現地の方々の理解と協力を得る－

2018年9月、メンバーがチキムラを訪れ、安全な水が十分確保されていないことを現地の保健所で確認するとともに、コミュニティのリーダーの方々にプロジェクトの目的や計画について説明し、取り組みへの賛同と協力の約束を得ることができました。

―チャリティイベント―

11月12日から16日、12月1日、2日にキャンパスでチャリティイベントを行いました。カフェテリアにブースを設置し、グアテマラのコーヒーとハンドメイドクラフトの販売、プロジェクトの活動に関する現地の写真やポスターを展示し、募金も募りました。11月のチャリティではグアテマラの伝統的なバナナとチョコレートのデザートであるモレも販売しました。イベントには多くの方が足を運び、利益と募金を合計すると98,916円に上りました。この利益や募金は寄贈するフィルターの購入資金や現地でのワークショップ開催のための資金として使われます。
また、2月まで行っているクラウドファンディングでは、1月21日までに20万円程の寄付が集まっています。

―安全な水を飲み続けられるようにー

ろ過フィルターはグアテマラの企業が現地で製造するものを選定し、幼稚園や小学校、コミュニティに設置される予定ですが、フィルターの設置だけがみなぎプロジェクトの目的ではありません。設置後も現地の方たちが自分達の力で継続して安全な水を飲めるようになることがみなぎプロジェクトの目指す姿であり、フィルター設置に加えて、ろ過フィルターの正しい使用方法やメンテナンス方法を学び、また安全な水の大切さを理解してもらうためのワークショップも開催する予定です。

メンバー達は2月下旬から3月上旬にかけてチキムラ地域を訪問する計画で、現在はフィルター寄贈やワークショップ開催のため、フィルターメーカーや現地の方々と連絡を取りながら準備を進めています。