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立命館アジア太平洋大学（APU）は、約6,000名の学生のうち、約半数が80の国・地域から集まる国際学生（留学生）という圧倒的なダイバーシティーを誇る世界にも類を見ない大学です。「APUで育った人が世界を変える」というフレーズを中心に掲げ、この多文化環境を活かし、対立や摩擦を暴力ではなく、対話や交渉で乗り越えていく人材を育て、多くの卒業生は世界中の企業や政府機関等で活躍しています。

この多文化教育環境を活かした学びは、学生のみならず、グローバル化する社会･ビジネス環境においても応用が可能で、数年前よりビジネスパーソンの人材育成プログラムとして本学の多文化環境を活用し、導入を行っていただくケースも増えてまいりました。

背景には言語能力が高い人材の新卒採用だけでは追いつかないこと、近年産業界で問題視されている社員の内向化が海外進出、海外人材の採用など企業の障壁となっていることが挙げられ、採用後も多文化に対応できるグローバル人材育成の必要性が高まっています。

本「APUグローバル人材育成セミナー」では、企業の人事の方々と、英語の運用能力だけに長けた人材ではなく、世界のどこに出て行っても即戦力となる人材をどう作っていけばよいかについて考える場を提供するとともに、本学が目指す産業界と教育界による人材の共同育成について議論する場にしたいと考えております。