立命館アジア太平洋大学

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学長ノート

アカデミック・アドバイザー

2013/10/16

是永 駿 学長

APUには、アカデミック・アドバイザーという制度があり、世界的に著名な学者がアドバイザーに就任してくださっている。そのお一人、ハーバード大名誉教授のエズラ・F・ボーゲル氏が9月に来学して、市民を対象に、現代中国の指導者鄧小平について講演してくださった。ボーゲル氏の『鄧小平時代』(原題:Deng Xiaoping and the Transformation of China)という大著の日本語訳が出版されたのを機に来日、アドバイザーを務めるAPUを訪ねてくださったのである。氏は、APUが日本を代表する国際大学に育っていること、アジア各国との良き関係を築く若者を教育していることを高く評価してくださった。

もうおひとり、シンガポール外務省特使で、シンガポール国立大学のトミー・コー教授は、『日本の立ち位置を考える』(岩波書店、2013年9月) という本のなかで、APUをとりあげてくださっている。この本は明石康氏の編集なるもので、日本を含め各国の有識者が日本の課題と進路を議論したシンポジウムの報告書である。編者の明石氏は元国連事務次長をお務めになられた方で、氏も本学のアドバイザリー・コミッティーの委員にご就任いただいている。トミー・コー氏は講演のなかで、「私は大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学のアカデミック・アドバイザーを務めていますが、この大学では日英二言語で講義を行っており、学生の80%(この比率は誤りで、約50%)は日本人以外の外国人です。日本には、このような大学がもっと必要です。」と述べ、「日本には、優秀な大学があります。なぜこうした大学をグローバル大学へと変えないのでしょうか。なぜ、日英二言語で講義をしないのでしょうか。」と問いかけています。おふたりのアドバイスを胸に、APUのグローバル化に磨きをかけたい。



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