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学生が「つくみイルカ島」の観光課題の解決策を提案

連携事業|イベント

2024/02/05

2024年1月14日、津久見市の「つくみイルカ島」等で実施されたインターンシップの発表会が津久見市民会館で行われました。

このインターンシップは、株式会社マリーンパレスが運営する「つくみイルカ島」、津久見市及び津久見市観光協会、APUサステイナビリティ観光学部のジョーンズ・トマス教授吉澤清良教授笛吹理絵助教が2023年秋に共同実施したもので、7名のAPU生が参加しました。

11月26日~28日に行われたインターンシップでは、「つくみイルカ島」の観光等を巡る課題と環境教育の重要性について理解を深めるとともに、環境問題に関連したアクティビティの検討を行いました。参加した学生7名は、現地視察、市や観光協会、イルカ島スタッフへのヒアリングを行い、「環境問題対応」「雨天提供可能」「多言語表示」といった観点から検討を深めました。

この取組の成果は「つくみ観光市民講座」として、広く市民の方々に向けて披露されました。発表会当日は約80名がAPU生の発表を聞くために集い、国外来訪者誘致策や、テクノロジーを用いた新たな観光商品の開発、体験型観光を通じた環境教育等、具体的な提案が数多く示されました。質疑では、津久見市長をはじめとする多くの市民の方々が発言し、津久見観光や「つくみイルカ島」の発展可能性や、体験や環境教育を取り入れた新たな観光の在り方についてなど、活発な意見交換が行われました。

報告会の最後には、ワイルドライフ・ツーリズム オーストラリア協会会長のグリーン・ロンダ氏からの講評があり、グリーン氏、株式会社マリーンパレス橋本社長、つくみイルカ島スタッフと津久見市長でインターンシップ参加学生を囲んで記念撮影が行われました。



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