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「難民という言葉のない世界を創る」が難民写真展を開催

学生生活|講演・シンポジウム|イベント|SDGs

2024/01/31

2023年12月17日(日)、APハウス4 B-biz LINKにて学生団体「難民という言葉のない世界を創る」による難民写真展が開催されました。写真展では、2023年10月に勃発したイスラエルとハマスの争いと、2022年から続くウクライナとロシアの争いに焦点を当てた43枚の写真が展示され、それぞれの争いの歴史的背景をまとめた図表なども掲示されました。

当日は、日本に難民として来られた方を雇用して、回収したパソコンの修理・販売を行う「ZERO PC」を運営する「ピープルポート株式会社」より、Global Shapers Community Yokohama代表の藤井優花氏を迎えた講演会が開催されました。また、日本に暮らす外国人労働者や難民のための支援活動を行っているボランティア団体「BOND~外国人労働者・難民と共に歩む会~」と「難民という言葉のない世界を創る」による講演もわれました。

サステイナビリティ観光学部の上原優子教授のゼミ生たちにより発足し、運営される「難民という言葉のない世界を創る」は、活動開始から6年目を迎えました。創設当初から所属する学生たちは、「難民と直接的に触れ合う機会がほぼ皆無であるわたしたちに『今』できることは何か」を問い、模索し続けてきました。

当日の参加者からは、「ロシアとウクライナの戦争をニュースで見てはいたものの、詳しいことを知らなかった。しかし、今回写真展に参加し、当事者の悲しい顔をしている方の写真を見て、心が痛み、私にできることは何か考えたいと思うきっかけになった。」「物事の表面上の理解、自分目線で『善か悪か』と境界線を決めていたが、問題の背景を知り判断を疑うきっかけとなった。今ある問題から目を背けているわたしたちが見るべきイベントだと感じた。」などの反響がありました。

<「難民という言葉のない世界を創る」代表学生によるコメント>
世界のさまざまな対立が激化し、難民問題は年々状況が悪化しています。私たち「難民という言葉のない世界を創る」は、逆境の中にあっても、対立は「自分たちと同じ人間が作り出している」という視点に常に立ち、相手を理解しようとすることを徹底したいと考えます。そして、日常の小さな対立が乗り越えられた先にある『難民という言葉のない世界』を目指し、未来への力強い新たな一歩を踏み出すことを誓います。

今回の写真展と講演会では、イスラエルとハマス、ウクライナとロシアの対立をはじめ、世界に生じているさまざまな対立構造を痛みとともに受け止めるとともに、それらの悲劇は決して遠い国の話ではないことを胸に準備を重ねてきました。同じ時空を生きる人間として悲しみを精一杯受け止め、すぐに自分のことだけでいっぱいになる視点を広げ、「自らを変革し続けることで現実は変えることができる」という強い信念のもとに活動しました。



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