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国際学術会議「アジア太平洋カンファレンス2023」を開催

講演・シンポジウム

2023/12/28

2023年12月2日(土)と3日(日)の二日間、立命館アジア太平洋研究センター(RCAPS)主催による「アジア太平洋カンファレンス2023(APカンファレンス2023)」を開催しました。

英語で開催される人文社会系の国際学会として日本最大規模を誇るAPカンファレンスは、世界の研究者に研究発表の機会を提供すべく2003年から毎年開催しています。今年は「アジア太平洋地域から新しい世界を創る」をテーマに掲げ、発表者と聴講者を合わせた参加者数は過去最多の340名超となりました(出身国・地域数は45以上)。また、APカンファレンス初めての試みとして、日ASEAN友好協力50周年を記念するシンポジウムを内閣府と共催しました。

日ASEAN友好協力50周年に関するシンポジウムでは、「50 Years of Japan-ASEAN Friendship and Cooperation: Process and Future Challenges」と題し、国内外から6名の有識者がパネリストとして登壇しました。日ASEAN関係の将来について、フロア参加者からの多数の質問も踏まえ、活発なディスカッションが展開されました。(Youtubeリンクからシンポジウムの様子をノーカットでご覧いただけます。https://www.youtube.com/live/_gA07P-I7uk?si=8O6obD4QD8yN0NyX

基調講演には、インド政府管轄の大学教育委員会 委員長でインド工学大学教授のマミダラ・ジャガディッシュ・クマール博士を招き、「Shaping Indian Higher Education for Globalization: Challenges, Opportunities and Way Forward」と題して、グローバル化に向けたインドの高等教育についての講演がなされました。分科会では各々が日頃の研究内容やその成果を発表するとともに、白熱した議論を通じてアイディアを交換し、知見と問題意識に一層磨きをかける機会としました。また当日は、優れた論文を執筆した大学院生を称えるベストペーパーアワードの表彰式なども行われました。



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