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学生が新事業を提案 ヤマト運輸協力講座

教育プログラム

2023/12/06

11月11日、ヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)の協力で実施する「協力講座」の成果発表をヤマト運輸の羽田クロノゲートで行いました。

APUでは、企業の協力を得て運営する「協力講座」を正課授業の一つとして実施しています。協力企業の研究・分析・グループ討議等を経て、最終的には企業幹部に企画提案を行うまでのプロセスの体験を目的としています。ヤマト運輸との「協力講座」は2011年から10年以上続く授業です。

2023年度秋セメスターは、14名の学生が4グループに分かれて新規事業の提案にチャレンジしました。10月からの約1カ月間、受講生はヤマト運輸について学び、ヤマト運輸社員であるメンターと一緒にグループ間で討議を重ね、準備を進めてきました。
発表では、新たな梱包資材やSDGsを意識した新規事業等の提案、学生同士の質疑応答などが活発に行われました。選考の結果、再配達に関わるセールスドライバーの労働時間と配達コストを改善しながらサービス向上を目指す「ネコタク」を発表したチームが優勝に選ばれました。

ヤマト運輸 常務執行役員(人事、人材開発 統括)石井雅之氏より、「どのグループの発表にも良い視点があり、皆さんのこれからの活躍に期待させられました。今回のバリューは、発表よりもその後の活発な質疑応答にあったと感じています。質疑応答こそが、議論を深めて事業を作る源泉です。事業創出には、発表に留まらず、その先にある協働で価値を生み出す作業が必要です。」と提案内容についての感想とアドバイスが伝えられました。

どの受講生も「大学時代の貴重な経験になりました、本当に参加して良かったです。」と笑顔で感想を述べました。



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