立命館アジア太平洋大学

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オンライン公開講座「パンデミック化した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に国際社会はどのように向き合っているか?」開催

講演・シンポジウム|研究

2020/5/29

2020年5月15日(金)、「パンデミック化した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に国際社会はどのように向き合っているか?」というテーマで、RCAPSカレントリサーチ・セミナーをオンラインで開催しました。

立命館アジア太平洋研究センター(Ritsumeikan Center for Asia Pacific Studies :RCAPS)は、APUの教員の研究成果を発信するために、RCAPSカレントリサーチ・セミナーを定期的に開催しています。通常はキャンパス内で開催しているセミナーですが、今回は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、初めてオンライン公開講座という形で開催するとともにライブ配信も行い、学内外の約250人が受講しました。

今回のセミナー講師は、アジア太平洋学部の佐藤洋一郎教授、GHOTBI Nader教授、平野実晴助教の3人です。

90分のセミナーの前半は講演者それぞれの専門分野である、政治学・国際関係論、公衆衛生学と国際法学の観点から新型コロナウイルス感染症をめぐる現状を分析し、各国・地域の医療支援外交やワクチン開発競争から、マスクの予防効果、国際保健規則に定められている渡航制限に関する事項など、学際的な論点を述べつつ幅広い範囲にわたって解説しました。

後半は受講生からの質問を受け付け、講師がそれぞれの専門分野に関わる質問に対し応じました。セミナーの最後に生じた質問は「新型コロナウイルスを世界一丸となって打ち勝つべきだと思うのですが、国同士で対立せずに協力していくということは、国際関係学的に不可能なのでしょうか」でした。これに佐藤教授は、この間の感染症が拡大している最中に、日中国家間の助け合いや中国に在住するAPUの卒業生がAPUや別府市、大分県にマスクを寄付する事例を紹介しながら、「国家間の利害が異なっても、地道に人的な交流を重ねていくうち、やがて国家間協力の糸口が見つかると信じたい」との見解を述べました。

今回のセミナーの映像はこちらからご覧いただけます。



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