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九州経済連合会と協定締結、実践型産学連携プロジェクト促進を目指す

連携事業

2019/04/24

2019年4月9日(火)本学の多目的ホールにて、一般社団法人九州経済連合会(以下、九経連)と立命館アジア太平洋大学(以下、APU)が、実践型産学連携プロジェクトを進めるために連携協定締結式を行いました。この協定を受けて、九州経済を牽引する九経連とその加盟各社約1000社と、世界およそ90の国・地域から集まる国内で圧倒的な多文化・多国籍な環境を有するAPUが協力し、九州経済の振興と国際的な人材育成に取り組みます。

記者会見で、九経連の麻生泰 会長は、「少子高齢化で構造的ににつまる日本を、「Move Japan forward from Kyusyu」で九州から日本を変えていきたい。企業人の語学力・コミュニケーション能力の向上やAPUの企業人向けトレーニングコースで鍛えて海外に行く前や訪日外国人への対応などウォームアップの機会を作ることで海外の方との交流を増やし九州企業のレベルを上げたい。この協定を機に日本でも非常にユニークで外国人留学生のバラエティの多いAPUとぜひ一緒に九州にプラスになることを進めていきたい」と述べました。

出口治明 本学学長は、「APUは九経連の加盟の約1,000社といろいろなコラボレーションをしていきたい。APUの学生をインターンで受け入れていただいたり、企業にはAPUに逆インターンをしに来ていただくほか、フンドーキン醬油(株)と作ったハラール醤油(はちみつ醤油)のような共同開発に取り組んでいきたいと思う。そして、APUの学生や九州を訪れる海外の方々に九州をもっと好きになっていただきたい。麻生会長のおっしゃるように九州から日本をもっと元気にするというおもしろいチャレンジができることをとてもうれしく思っている」と話しました。

【APU×九経連_産学連携プロジェクトの概要】
「創・学・育」をキーワードに3つのプロジェクトを実践します。

1)創:グローバルビジネス加速化プロジェクト
2)学:九州の内なるグローバル化プロジェクト
3)育:次世代リーダー育成プロジェクト

具体的には、インターンシップの機会創出、九州企業人材の国際適応能力の向上、九州発ベンチャーの育成、学生による九州の観光情報の発信、九経連×APUによるコラボ商品開発など、全9つのプログラムを実践し、九州全体の地域経済の振興発展と国際的な人材育成に貢献します。



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