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2018年春 入学式-世界38カ国・地域からの987名がAPUへ

学生生活|イベント

2018/4/2

2018年4月1日(日)、別府市のビーコンプラザで「2018年春入学式」を行い、新たに987名が本学の一員となりました。

今春の入学者数は、38カ国・地域出身の国際学生を含む学部生858名(国内学生651名、国際学生207名)、大学院生27名(国内学生3名、国際学生24名)、短期・交換留学生・科目等履修生102名(国内学生35名、国際学生67名)です。(2018年3月29日現在)

式では出口治明学長が「新入生の皆さん、入学おめでとう。保護者の皆さん、お子さまのご入学、本当におめでとうございます。APUを代表して、皆さんを歓迎します。新入生の皆さん、ところで、大学は何をするところでしょうか。大学は、勉強をするところです。ある時、ソーシャルメディアのツイートを読んでいたら、次のような書き込みが目に入りました。『アメリカの大学生は4年間で平均400冊の本を読む。日本の大学生は100冊に満たない。同じ職場に就いたらどちらに面白い仕事が振られるか、もう決まっているよね』というものです。その通りだと思います。勉強しないで、面白い人生が待っているはずはありません。では、どうやって勉強するのか。僕は、常々、「人・本・旅」と言っています。たくさんの人に会い、たくさん本を読み、いろいろなところへ出かけていって経験を積むことで人は賢くなるのです。幸い、APUには、世界90の国や地域から多彩な個性が集まってきています。まさに、若者の国連のような場所です。これほど、ダイバーシティに溢れたキャンパスはわが国には他にはありません。多くの皆さんは世界の仲間とこれからAPUで共に日常生活を送ります。いくらでも、人から学べるのです。お互いにたくさん友達をつくって、世界の人は何を考え、どういう学生生活を送ろうとしているのか、そしてその先にあるどういう人生を歩もうとしているのか、お互いに忌憚なく話し合い、相互理解を深めて、自らの肥やしとしてください」と新入生を激励しました。

―――学長からのメッセージの全文はこちらでご覧いただけます―――


立命館アジア太平洋大学 2018年春 入学式
祝辞
学長 出口治明

新入生の皆さん、入学おめでとう。保護者の皆さん、お子さまのご入学、本当におめでとうございます。APUを代表して、皆さんを歓迎します。

新入生の皆さん、ところで、大学は何をするところでしょうか。大学は、勉強をするところです。ある時、ソーシャルメディアのツイートを読んでいたら、次のような書き込みが目に入りました。「アメリカの大学生は4年間で平均400冊の本を読む。日本の大学生は100冊に満たない。同じ職場に就いたらどちらに面白い仕事が振られるか、もう決まっているよね」というものです。その通りだと思います。勉強しないで、面白い人生が待っているはずはありません。では、どうやって勉強するのか。僕は、常々、「人・本・旅」と言っています。たくさんの人に会い、たくさん本を読み、いろいろなところへ出かけていって経験を積むことで人は賢くなるのです。幸い、APUには、世界90の国や地域から多彩な個性が集まってきています。まさに、若者の国連のような場所です。これほど、ダイバーシティに溢れたキャンパスはわが国には他にはありません。多くの皆さんは世界の仲間とこれからAPUで共に日常生活を送ります。いくらでも、人から学べるのです。お互いにたくさん友達をつくって、世界の人は何を考え、どういう学生生活を送ろうとしているのか、そしてその先にあるどういう人生を歩もうとしているのか、お互いに忌憚なく話し合い、相互理解を深めて、自らの肥やしとしてください。

本については、ぜひ、何冊かは古典に挑戦してほしいと思います。何十年、何百年と世界で読み継がれてきた古典は素晴らしいに決まっています。人間の脳はこの1万年以上進化していません。喜怒哀楽や判断は昔の人も今の人も同じです。ですから、昔の本であっても優れた本は色あせることが全くないのです。今、「君たちはどう生きるか」という本がベストセラーになっています。漫画にもなっていますから、読まれた人も多いことでしょう。でも、この本は1937年、今から80年以上も前に出版されたのです。僕は、本が大好きです。皆さんのために、読んでほしい古典のリストを作り、式次第に挟みましたので、参考にしてください。

次は、旅について。旅とは現場へ出かけることです。「美味しいパン屋ができたよ」「あっそう」では話になりません。自分で行ってパンを買って食べて美味しいと思ってはじめて理解ができるのです。僕は、皆さんに留学をはじめとする海外体験を強く勧めたい。せっかく、90もの国や地域の人と知り合いになれるのに、それらの世界の皆さんの故郷に行ってみたいと思わないのはもったいないではありませんか。大学の時代は、長い人生で一番自由に使える時間が多い期間です。その時間を使ってぜひ広い世界に飛び出してみてください。「百聞は一見に如かず」という言葉があります。きっと皆さんの人生が変わると思います。APUでは交換留学をはじめとする様々なプログラムを用意して皆さんが海外に飛び出すことを応援しています。ぜひ、広い世界にチャレンジしてください。

ところで、人・本・旅で何を学ぶのでしょうか。皆さんに質問したいと思います。おいしいご飯とまずいご飯、どちらを食べたいですか。手を挙げてください。おいしいご飯ですね。おいしいご飯を因数分解すると、どうなるでしょうか。「いろいろな材料を集める」×「上手に調理する」がおいしいご飯になると思います。次の質問です。おいしい人生とまずい人生、皆さんは、どちらを送りたいですか。おいしい人生を送りたいですね。おいしい人生を因数分解すると、どうなるでしょうか。「いろいろな知識を身につける」×「自分の頭で考える」ことだと思います。人・本・旅で学ぶのは、知識を得ることに加えて考える力を鍛えることだと思います。上手に調理するためにはどうすればいいのでしょう。最初はレシピ通りに作ってみて、自分で匙加減を加えていくでしょう。考える力も同じです。最初は世界の様々な文化や人の考える型や発想の方法を真似るところから始めなくてはなりません。この意味でも、若者の国連の只中にいる皆さんはとても恵まれているのです。

APUは、世界に2つとない大学です。それは90の国や地域から学生が集まっているからだけではありません。日本語と英語という2言語で教育を行っているからで、こうした大学は他にはありません。2つの言語が使えるようになれば、格段に世界が広がります。特に英語は世界の共通語です。日本語基準の皆さんは、ぜひAPUで英語力も磨いてください。

最後にまた質問をします。この1年以上机やタンスの引き出しを整理したことがない人は手を挙げてください。ほとんどいませんね。なぜ皆さんは引き出しの中を整理するのですか。それは、取り出しやすくするためです。人・本・旅で学んでも、必要な時に取り出せなければ意味がありません。人はどうやって頭の中の引き出しを整理するのでしょうか。それは、「自分の言葉に直す」ことによって整理するのです。ですから、人・本・旅で感動したら、近くの友人に喋り捲りましょう。さらに、その感動をブログやフェイスブックに書けばもっと頭の中が整理されます。インプットしたものはアウトプットすることによってのみ記憶に残るのです。

僕はこの1月に学長に就任しました。皆さんと同じ新入生です。一緒に手を携えてもっと楽しいもっとワクワクドキドキするもっと学べるAPUを創っていきましょう。

2018年4月1日
学長 出口治明

TSVETKOV Radoslav Tsvetanovさん(国際経営学部、ブルガリア)が在学生を代表して歓迎の挨拶を行い、新入生を代表して菅原 衣織さん(国際経営学部、国内)とABRORI Shukuhiddinさん(アジア太平洋研究科博士後期課程、タジキスタン)が挨拶しました。

菅原さんは「新入生の皆さん、高校生活の中で本気で挑戦したことはありますか?私は『本気で挑戦する人の母校』というスローガンを掲げ、先生も生徒も本気に溢れている高校を卒業してこの別府の街に来ました」「『本気になればなんだってできる』そう高校から学んだのです」「今私はこれからの大学生活でどんなことをしようか、どこまで限界突破できるかという大きな期待でいっぱいです。ですが、片隅には少しの不安もあります。その不安を成長に変えることができるように、私が高校生活を通して学んできたこと、たくさんの課外活動で感じたことを信じて、本気で挑戦し続けようと思います」「APUだからできること、私たちだからできることに一緒に本気で挑戦していきましょう。『自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ』皆さんとたくさんの機会を共有し、切磋琢磨していける大学生活になりますように」と抱負を述べました。

また、ABRORIさんは「私たちはAPUに入学して、学術的な理解と科学的な見識を向上させる素晴らしい機会を与えられたのです。日本人が築き上げてきたベストプラクティスを修得し、母国に持ち帰って、その発展と生活の向上に貢献する機会を与えられたのです。誠実、忍耐、勤勉であれば、我々の任務と責任を全うし、最善を尽くすことができるでしょう。この機会を活かし、最善をつくさなければなりません。強い熱意と献身の心をもって、今後のキャリアで確実に役立つ研究を遂行させるために勉強に励みます。私はその研究で母国タジキスタン共和国の社会経済開発に貢献したいと思います。将来に向かって進むため、我々のサポートネットワーク、今まで何年も励ましてくれた人々とここAPUで新たに作るネットワークがあることを心に留めておきましょう。ここで過ごす時間を最大限に活かし、夢の実現に向かってのそれぞれのステップを楽しみましょう」と将来の希望を述べました。

この日は新入生の入学を一緒に祝おうと在学生も会場に集まり、インドネシアの伝統舞踊サマンダンスや韓国の民族音楽、中国の伝統芸能、日本の和太鼓や演舞など歓迎のパフォーマンスを披露しました。

入学式の様子はインターネット上でライブ中継しました。配信映像はFacebook LiveUstreamよりご覧いただけます。

APUギャラリー
http://www.apu.ac.jp/home/gallery/article/?storyid=239



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