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グルーヴノーツ・グローバルビジネスケースチャレンジ(GBCC)2017

教育プログラム

2017/10/23

2017年10月2日から7日の6日間、「グルーヴノーツ・グローバルビジネスケースチャレンジ(GBCC)」を開催しました。今年で3回目となるこのビジネスケース大会*は、APUの学生が主体となり、世界ランキングにランクインする優秀な11大学から選ばれた学生約60名が一同に会しました。

ビジネスケースのお題は、日本の医療機器メーカー マニー株式会社提供の「更なる海外市場への展開を目指した戦略」で、出場チームは24時間以内にこのテーマについての解決策、提案を審査員にプレゼンテーションすることが求められました。

最終日は、前日の予選を勝ち抜いた4チームが、APUミレニアムホールで15人の審査員を前に最終プレゼンテーションを行いました。

結果は以下の通りです。
1位 - シンガポール経営大学(シンガポール)
2位 - ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)
3位 - フロリダ大学(アメリカ)
4位 - タマサート大学(タイ)
APUチームは、健闘しましたが予選を通過することができませんでした。

シンガポール経営大学

ブリティッシュコロンビア大学


フロリダ大学

タマサート大学

表彰式で、審査員を務めたAnnie Lo氏(アニー・ロー)AACSB副理事長兼アジア太平洋地域長官は、「全チームに優勝と言いたいところです。24時間以内に提案を纏めるという非常に過酷で厳しいチャレンジだったと思います。審査をするのが非常に難しかったと感じました」と述べました。

優勝したシンガポール経営大学のチームは、「とても非日常的な一週間でした。最後に優秀賞をいただけてまだ実感が沸かないですが、率直に言えることは、今回の参加チーム皆本当に優秀なチームばかりでした。今回のケースは、日本の医療機器メーカーという想定外な、そしてあまり他のビジネスケースチャレンジ大会では見ないような企業の課題だったので、非常に難しかったです。ただこのチャレンジは私たちに新たな視点で考えるきっかけを与えてくれたと思っています。またぜひチャレンジしたいです。」と優勝の喜びと次回への意欲を語りました。

カリフォルニア大学バークレー校

香港理工大学

慶応義塾大学


ナンヤン工科大学

シンガポール国立大学


ペンシルバニア大学ワートン校

立命館アジア太平洋大学

APUの国際経営学部と経営管理研究科は、2016年に国際認証AACSB (The Association to Advance Collegiate Schools of Business)インターナショナルを取得しています。本大会の実施は、APUが実践する国際水準のビジネス教育の一環であり、学生らは、世界を相手に競い合う経験を通じて多面的に成長します。また、ビジネス界にとっても、このような大会は次世代のビジネスリーダーを育成する良い機会であり、世界の優秀な人材と出会う場となっています。

グルーヴノーツ・グローバルビジネスケースチャレンジについての詳細は、GBCCのウェブサイトをご覧ください。

*ビジネスケース大会とは
テーマとして与えられた企業の経営課題に対する解決案を4~5名で構成されたチームで限られた時間内に考え発表する、英知を競う大会です。ビジネスにおける基礎知識や課題解決の実践的な能力が問われ、その学習効果も高いことから、海外の大学やビジネススクール(MBAプログラム)では実施されているものです。



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