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国際認証AACSB取得報告会

教育プログラム|AACSB

2016/10/03

2016年9月28日(水)、マネジメント教育の国際認証評価機関であるAACSB International1からの認証取得を祝賀する報告会を開催しました。報告会はパネルディスカッション形式で行われ、横山研治副学長による司会、大竹敏次国際経営学部長・経営管理研究科長、大塚宏蔵国際経営学部副学部長、高元昭紘名誉教授、卒業生の石山佳奈さん(アジア太平洋マネジメント学部22008年春卒業、日本)、大分製紙株式会社代表取締役社長であり、本学のGCEP3修了生である田北裕之氏がパネリストとなりました。

パネリストの紹介後、AACSB認証取得までの経緯・歴史を振り返りました。高元名誉教授は、2004年に香港で行われたAACSBのワークショップに初めて参加した際、香港や中国の名門大学の教員が、教育の質を高めるためにAACSB認証取得を目指していると話していたことを語り、認証取得を目指すべきだと決心したことや、その後申請プロセスの最初の難関である資格審査での苦労話にも触れました。

大竹学部長は、2009年にAPUに赴任した経緯や、赴任後すぐにAACSB認証取得に従事することとなった背景を紹介しました。横山副学長はパネリストや申請プロセスに携わった教員にコメントを求めながら、8年に及ぶ認証取得までの道のりについて話しました。

田北氏はGCEPプログラムに参加した当時のことを振り返りながら、社会人として長いキャリアを持つ自分にとってもプログラム参加は非常に貴重な体験だったとし、AACSBピア・レビューチームが来学した際の会食会の様子についても紹介しました

最後に大竹学部長は、認証は取得すれば終わりというものではなく、これからが始まりだと述べ、APUが認証を維持するためには、学びの質保証や継続的な改善といったAACSBの認証基準を満たさなければならず、それには、APUの一人一人の協力が不可欠であることを強調しました。

1: AACSB (The Association to Advance Collegiate Schools of Business)は、マネジメント教育を推進する世界で最も権威あるビジネススクール認証機関の一つです。1916年にアメリカで設立され、年間100を超えるビジネス・リーダー養成講座などを開催し、世界各地で研究や教育の発展に資する活動を行っています。 国際認証AACSBを取得しているビジネススクールには世界の著名な大学が数多く含まれており、認証校の学位は世界中で認められます。
https://www.apu.ac.jp/home/gallery/article/?storyid=170

2: 2009年4月より国際経営学部に学部名称を変更

3: 社会で働く人材のグローバル化養成プログラム(GCEP)
https://www.apu.ac.jp/home/business/content8/



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