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日米草の根交流サミット2015大分大会のプログラムをAPUで実施

連携事業

2015/7/24

2015年7月9日、第25回日米草の根交流サミット大分大会で、米国より訪日していた15名の学生が、プログラムの一環としてAPUでプレゼンテーションを行いました。
本大会は、公益財団法人国際草の根交流センター(CIE)が、毎年日米で交互に開催しており、今年で25回目を迎えました。今年は大分県内で7月6日から13日の8日間、実施されました。

プレゼンテーションでは、第2次世界大戦中の日系人収容所『キャンプ・アマチ』(コロラド州グラナダ)の保存活動をしている「Amache Preservation Society」(アマチ・プリザベーション・ソサエティー)のメンバーが当時の収容所の様子などを写真と共に紹介しました。

当時、収容された日系人に与えられた準備期間は2週間で、A4サイズほどのカバンしか持ち込むことが許されなかったこと、収容所内では名前ではなく、番号で呼ばれていたこと、荒れた土地を開墾し作物を作って生活していたこと、日系人というだけで差別を受けていたこと、米国人として第2次世界大戦の戦地で戦っていたことなどを語りました。当時の出来事を二度と繰り返さないためにも、収容所の保存が重要で、今日の姿を維持しながら、より多くの米国内外の人々に、事実を伝えていきたいと話しました。

質疑応答では、「もし収容所に行くことを拒否した場合はどうなっていたのか。」や、「歴史の授業で、米国の学生はこのことについて学ぶのか。」、などの質問が投げかけられました。それぞれの質問に、学生らは「収容所へ行くことを拒否したとしても、裁判などの後、収容されていたこと」や、「残念ながら過去の過ちを話したがる人があまりいないためか、歴史の授業で深く学ぶ機会はない」、などと答えました。発表と意見交換を通じて、参加者が当時の出来事について、より深く理解することに繋がりました。

最後に、団体から記念品として、リリー・ユリコ・ナカイ・ハーヴィー氏の著書「Gasa Gasa Girl Goes to Camp ~A Nisei Youth behind a World War II Fence~」が渡され、団体代表者は「このような機会を持てたことを感謝している、ぜひコロラド州グラナダにあるアマチ収容所を訪れてほしい。」と述べました。



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