立命館アジア太平洋大学

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ネルソン・マンデラ記念講演開催

講演・シンポジウム

2015/2/5

2015年1月22日(木)、APUアフリカンウィークの開催と南アフリカ初の民主的選挙から20周年を迎えたことに合わせ、同国のモハウ・ペコ駐日南アフリカ共和国特命全権大使がAPUに来学し、「市民にとっての政府の役割 -市民を形づくるものとは」と題する講演を行いました。講演の内容は文化的・民族的多様性を持ち「レインボー・ネーション(虹の国)」と呼ばれる南アフリカの現状、およびボーダレス化・グローバル化する世界との協調において同国が今も直面する課題に関するものでした。



大使は、グローバル化がもたらす影響について、「世界が危険になっているという理由で監視カメラを設置することは、個人のプライバシーの侵害に当たるのではないか?」「学校を民営化することは、有料化を意味し、市民の学校に行く権利が損なわれるのではないか?」と問題提起し、「善悪の基準として、利益よりも人の権利を大切にするべきだ」と述べました。そして、平和で安定した民主主義社会の実現を目指す同国政府の選択において、ネルソン・マンデラ氏のアパルトヘイトに対する戦い(全員の権利平等を目指す戦い)が、いかに大きな影響を与えたかについて述べました。

大使は講演の中で、市民一人一人による変革の重要性を強調しました。そして市民には世界を変える力があると述べ、すべての市民が国家の形成に積極的に参加するべきだと促しました。
1時間の講演は学生たちの好奇心をそそり、大勢の学生が熱心に質問をしました。おそらく皆、この啓発的で貴重な話を聴き、万人にとって平和で平等な世界を作ろうとしたマンデラ氏に続く決意をしたに違いありません。

取材:APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant(SPA)>
SABILA Duhita Drijono (インドネシア共和国)



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