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学生60人がフィリピン台風の被災地支援募金活動を実施

学生生活

2014/02/07

2014年1月16日(木)、台風30号で大きな被害を受けたフィリピンを支援しようと、学生団体「バヤニハン・ハイエン・エンド」が学内外で募った義援金780,109円を、住居建築支援活動を行う特定非営利活動法人のハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンへ寄付しました。また、それに先立つ2013年11月16日には義捐金325,000円をフィリピンの赤十字へ寄付をしています。

学生団体は、フィリピン出身のARMAS Camille Ruth Marasiganさん(アジア太平洋学部4回生)が、同国出身の留学生や日本人学生など約60人に声を掛けて設立したものです。活動は2013年11月19日(火)~12月20日(金)まで行い、期間中は大分県庁に募金箱を設置したり、トキハ本店前で街頭募金を行うなど幅広く活動しました。

32日間の募金活動では、学生だけでなく多くの地域の方の支援を受け、合計で1,105,109円の義援金を集めることができました。既に被災地へ全額寄付された義援金は、今後、人名救助や生活支援など被災地の復興のために活用される予定です。

今回の活動について、代表のARMASさんは「学生の支援活動に対し、ご協力ご賛同くださり、ありがとうございました。母国が被害を受け、本当に苦しい状態ですが、皆さんの支援があれば助かると思います。引き続き、ご協力を宜しくお願いいたします」と感謝の気持ちとともに、今後の支援も呼びかけました。

2013年11月8日にフィリピンを襲った台風30号(ハイエン)による被害は過去で例を見ないものとなり、死者4,000名以上、被災者1,000万人ともいわれる被害となりました。

現在APUでは、15名のフィリピン出身学生が学んでいます。また、これまでに約100名のフィリピン出身学生を受け入れており、卒業生を中心とした支援活動の輪も広がっています。

被災地の方々の一日も早い復興をお祈り申し上げます。



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