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第18回トップ講演会-日清食品ホールディングス株式会社代表取締役社長 安藤 宏基氏

講演・シンポジウム|来学者

2013/10/25

2013年10月22日(火)、日清食品ホールディングス株式会社代表取締役社長 安藤 宏基氏を講師に迎え、「カップヌードルをぶっつぶせ!!」をテーマにトップ講演会を開催しました。今回で18回を迎えたトップ講演会は学生のキャリア形成の一環として毎年行っており、会場となったAPUミレニアムホールには定員を超えた多くの学生が集まりました。

講演の中で安藤氏は、「36歳で社長に就任してから、主力商品が創業者の作ったカップヌードルだけではだめだと考え、カップヌードルに対抗できる商品を開発するべく社内に競争構造を導入しました」と述べ、1つの商品の全権を3名~4名のブランドマネージャーに任せるブランドマネージャー制度を取り入れてきたことや、社員が行った事業の一人ひとりの収益を明らかにしたり、若手公募制の導入や新製品をハイスピードで発売したりすることなど、既存の制度にとらわれずに行った新しい取り組みを多数紹介しました。また安藤氏は、「マーケティングにおいて重要なことは、ユニークな想像力、冷静な判断力、成功するまで継続する努力、センスのあるコンセプト設計などです」と述べました。

2050年には90億人に達する世界の食糧不足問題や、WFP(国際連合世界食糧計画 World Food Program)などの社会貢献事業にも取り組んでいることにも触れ、参加した学生は熱心に耳を傾けていました。最後に安藤氏はAPU生に向けて次のようなメッセージを送りました。「事業の成功要因は、好奇心と諦めないことです。物事が何故そうなっているのかに興味を持って原理原則まで立ち返って考えること、最後の最後まで諦めないこと、このことがブレイクスルー(突破口)です。勝つまでやめない、これが勝つ方法といえます」。

続く質疑応答では、インスタントラーメンと肥満の関係について質問した学生に対し、安藤氏は「現在のラーメンの栄養バランスは比較的良く、果物を組み合わせたりすることで理想的な栄養バランスになります」と答えました。

最後に安藤氏が「ありがとう」の言葉をロシア語、ドイツ語、タイ語、韓国語、中国語などで言うと、会場は大きな拍手に包まれ、講演会は幕を閉じました。

参加した学生からは「ユーモアのある話に聴き入ってしまいました」、「常に問題意識を持つ大切さを学ぶことができました」などの感想が聞かれました。

APUは学生のキャリア形成の一環として国際的な企業のトップや各界のリーダーを講師に迎え、世界の政治・経済の現状や国際社会が抱える問題と将来への展望、また社会が求める人材像などについてご講演いただいています。トップ講演会は、学生が「働くこと」や「キャリアデザイン」について考え、将来のキャリア形成に繋げるためのヒントを得る貴重な機会となっています。



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