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駐日イスラエル大使館次席・公使がAPUで特別講演を開催

講演・シンポジウム|来学者

2013/7/16

2013年7月9日(火)、ペレグ・レヴィ駐日イスラエル大使館次席・公使がAPUを訪れ、吉川 卓郎アジア太平洋学部准教授の講義「多文化社会論」のゲストスピーカーとして特別講演を行いました。

「イスラエルにおける多文化社会―自由主義社会と宗教間の緊張」をテーマに、レヴィ公使はイスラエルの歴史、文化、宗教、政治について語ったほか、国家のリベラルと保守的な側面との対比についても話しました。「イスラエルは融合と混乱の国です。イスラエル人が本当はどのような民族であるかを定義することは実に難しいです。私たちは正式なユダヤ人国家であり、それゆえに人口の大部分をユダヤ人が占めています。しかし国民は、1948年の建国以来、世界170カ国から集まっています。このことは、食事、音楽のほか、イスラエルのその他の文化的な側面に反映されています。まさに私たちは文化のるつぼなのです」。

わずか65年前に建国されたにも関わらず、イスラエルは繁栄し、近代的でハイテク経済へと発展しています。「日本と同じくイスラエルは天然資源に恵まれない国のため、日本と同様、頭とアイデアを使ってきました」。続けてレヴィ公使は、イスラエルとパレスチナで進行中の不安要素について率直に語りました。「イスラエルは1948年には何もない国ではありませんでした。およそ100万人のアラブ人と65万人のユダヤ人が既に生活していたのです。近隣国との戦争が続いたことで、双方にとって何年にも及ぶ不安と紛争に繋がっていきました。私たちは、現在行き詰っているにも関わらず、過去20年間にわたって続けている平和交渉を通じてこの争いを解決できることを願っています」。レヴィ公使はまた、学生たちにイスラエルと中東に対してより理解するよう促し、メディアが示すイメージがすべてではないと話しました

講演の後、レヴィ公使は平和とAPU・イスラエル間の関係構築のシンボルであるオリーブの木の植樹式に出席しました。オリーブの木は、ロータリー横のB棟(研究棟)前で見ることができます。将来、より多くのイスラエル出身の学生がAPUで学ぶことを期待しています。

 



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