立命館アジア太平洋大学

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ブルース・ミラー駐日オーストラリア大使が豪日関係について特別講演

講演・シンポジウム|来学者

2013/5/15

2013年5月9日(木)、ブルース・ミラー駐日オーストラリア大使がAPUを訪問し、「アジア時代の豪日協力関係」と題した特別講演を開催しました。講演の中で大使は、二国間の経済や社会的な繋がり、共同研究など様々なことについて述べました。

まず大使は、オーストラリアと九州の都市間で姉妹都市協定を締結したり、オーストラリアの鉱物を大分の精銅所や製鉄所、発電所へ輸出したりすることで、社会的、経済的に親密な関係を築くことに重点を置いてきたことを説明しました。九州の液化天然ガスの約25%はオーストラリアから供給されており、同国の石炭の主要供給先は九州の発電所でもあります。大使は「九州で明かりをつけるときは、オーストラリアを思い出すべきと言っても過言ではありません」と強調しました。

流暢な日本語を話す大使は、交換留学生として1978年に来日して以来、日本との関係を築いています。この経験について大使は、「とても充実した留学生時代を送り、そのときに生涯に渡る日本との関係の土台ができました」と話しました。また、APUについては「日本の大学の国際化のパイオニアであると評価しています」と話すとともに、学生に向けて「国境を越えた友情と人間関係を築いてください。その関係は、個人的な充実をもたらすだけでなく、ひいては私たちの社会、文化、経済を豊かにします」と語りかけ、この機会を最大限に生かすように激励しました。

質疑応答では、学生からの地域の安全保障や気候変動、大使の役割といった様々な分野の質問に丁寧に答えました。また、南太平洋における日本の捕鯨について聞かれると、「捕鯨は両国の意見が一致しない非常に限られた分野の一つですが、良好な関係に影響を与えることはありません。私たちは対話と国際法での解決を望んでいます」と話しました。

現在APUには、オーストラリア出身の学生4名と教員9名が在籍しています*。また、多くのAPU学生が交換留学や短期留学でオーストラリアを訪れています。今後もAPUとオーストラリアとの確固たる関係にご期待ください。

*2012年11月1日現在



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