立命館アジア太平洋大学

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Lars VARGÖスウェーデン大使特別講演

講演・シンポジウム|来学者

2012/6/1

2012年5月23日(水)、駐日スウェーデン大使館特命全権大使Lars VARGÖ閣下がAPUへ来学され、特別講演として、学生に向けてスウェーデンの特徴を紹介しました。

VARGÖ大使は冒頭、世界で活躍する国際貿易業者として、また外界と接触を持つという草創期のスウェーデンを象徴する一例として、スウェーデン人の祖先である“ヴァイキング”について紹介しました。そして「自国の中だけで強大な経済成長を続けるには、我が国はとても小さく、市場を広げ、取引相手を開拓するために、常に世界へ視野を向けている」と話しました。

国土、人口共に比較的小規模にも関わらず、スウェーデンはボルボやスカニア、エリクソン、イケアなど世界展開する企業が多く有する国という印象があります。こうした企業の成功を、大使は教育の重要視し常に革新的なスウェーデン人の精神によるものと考えられると述べられました。

またVARGÖ大使は諸外国の紛争に中立の立場を保持する北欧の国スウェーデンについて「数世紀にわたりヨーロッパで繰り返されてきた、数多くの紛争による苦痛と破壊を教訓に、国家および国民のために中立の立場を保つことを選択したのです。我が国がいかなる戦争に参加しなくなってからまもなく記念すべき200周年を迎えます」と話しました。

またスウェーデンは、手厚い社会保障制度を有し、国民に教育と医療を無償で提供する一方で、税率が比較的高い国としてもよく知られています。高い税金を支払うことにスウェーデン国民は理解を示しており、それは「国民の税金が何に使われるか正確にわかる、非常に透明性のある制度であるからである」と大使は述べました。

講義に続き、大使はスウェーデンの移民政策や昨今の欧州経済危機など、学生の様々な質問に答えてくれました。

APUには現在、スウェーデン出身学生1名が学部生として在籍しています。またスウェーデンの6つの大学・研究機関と協定を締結し、学生にスウェーデンで学ぶ機会を提供しています。



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