立命館アジア太平洋大学

CLOSE

ニュース

日本政府主催、日韓の未来を考えるシンポジウムにAPUが協力

連携事業|社会貢献|講演・シンポジウム

2012/4/4

2012年3月27日(火)、日本政府が主催し韓国の延世大学で開催された「KOREA NEXT,JAPAN NEXT~新しい東アジア世界の創造における日本と韓国の役割~」に、日本、韓国、スリランカなど5カ国出身のAPU生10名が参加しました。本企画の運営は立命館大学とAPU、延世大学が協力して行いました。

午前中に行われたシンポジウムでは、「東日本大震災後の日韓関係とその発展のために」と題し、元外務事務次官でAPUアカデミック・アドバイザーの藪中 三十二立命館大学特別招聘教授とキム・キジュン延世大学政治学科教授が講演しました。藪中教授は「課題は山積しているものの、日本は前向きに復興の一路を進んでいる。日本の未来だけではなく、日本・韓国を含む東アジアの未来のために、関係国が相互理解を深めることが不可欠であり、若者が日韓の相互理解のためのキーパーソンとなり、交流・理解・友情を深めることが大切である」と述べました。

またキム教授は「日韓関係における競争の時代は終わり、共存・協力の時代がきている。両国が交流の場を持つ際に、歴史的問題は避けられないものではあるが、お互いを寛容に受け止め、文化を通した市民レベルでの対話をもって相互理解を深め、共通課題を模索していくことが大切である」と述べました。会場では約150名の学生が聴講し、「日韓の歴史問題」や「原発」、「両国が持つソフトパワーの魅力」など、積極的に質問する姿がありました。

午後には「日本と韓国の『ソフトパワー』文化交流と国際社会における私たちの役割」をテーマに3大学の学生参加によるワークショップが行われました。ワークショップでは、それぞれの大学の学生代表が自身の活動について紹介したほか、日韓の未来について意見を交換しました。APUからは、昨年、東日本大震災被災者支援を目的に設立したサークル団体「APU-NEST」の代表、中村 裕佳さん(APS4、日本)がこれまでの活動報告と今後の活動について紹介しました。最後にそれぞれのグループが今後の日韓の文化交流について話し合ったアイデアを発表し、学生からは「若者の直接的な交流の機会を通して、文化交流を促進したい」といった声が数多くあがりました。

ワークショップに参加したP.G.I.M. Mohammed Zakirさん(APM2、スリランカ)は「APUの代表としてイベントに参加できてとても光栄です。シンポジウムは私にとって、日本と韓国の考え方について学ぶ貴重な機会となりました。今回参加したことで、日本と韓国がとてもよく似ていることに改めて気がつきました。将来、日韓両国が東アジアの国々を牽引していく存在になると確信しています」と振り返りました。

会場には、東日本大震災の復興プロセスやクールジャパンと称される日本のポップカルチャーやファッション、日本的ホスピタリティなどを紹介する映像やパネルが並び、多くの来場者を集めました。



  • LINEで送る

PAGETOP