立命館アジア太平洋大学

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2010年度アジア太平洋コンファレンス

講演・シンポジウム

2010/11/30

2010年11月20日(土)、RCAPS*とアジア太平洋国際学会(IAAPS*)主催の2010年度アジア太平洋コンファレンスを開催しました。「Outlook for the Asia Pacific(直訳:アジア太平洋の概観)」と題した今年のコンファレンスでは、ジョンズホプキンズ大学高等国際問題研究大学院(SAIS)ライシャワー東アジア研究所所長Kent E. Calder博士が基調講演を行いました。
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カルダー博士は「Implications for the Asia Pacific Ties: American Asia Policy Past Progress and Future Prospects(直訳:アジア太平洋関係の意義‐アメリカのアジア政策、過去の進捗と今後の展望)」と題した講演の中で、オバマ政権の特徴について紹介し、オバマ大統領の多文化的な経歴に焦点を当て、大統領は新しい角度からアジアとの外交に積極的に取り組む姿勢を表明していると紹介しました。

また招待講演者の早稲田大学国際学術院(国際教養学部)岩渕 功一教授は「Towards De-nationalized Dialogues: Beyond the Global Governance of Culture(直訳:自由な対話へ向けて‐文化のグローバル・ガバナンスを越えて)」と題して、アジア太平洋地域のメディアの民主制の大切さと国境を越えた文化を共有するためのメディアの活用について講演を行いました。続いて、立命館アジア太平洋大学初代学長 坂本 和一 立命館大学名誉教授が「Why Asia Pacific Now? - The Significance of the Asia Pacific Age(直訳:今なぜアジア太平洋なのか?−アジア太平洋時代の意義)」と題して講演しました。



それぞれの講演の後には質疑応答の時間を設け、活発な意見交換を行いました。日本の原子力エネルギーに関する質問に対して、坂本教授は、日本が併せ持つノウハウを化石燃料や原子力を超えた新たなエネルギー生産の開発に応用することで、世界の環境問題を解決することができると強く信じていると答えました。

アジア太平洋コンファレンスは、APUの基本理念のひとつである“アジア太平洋の未来創造”を目的に、RCAPSが主催し2003年から開催しています。

*立命館アジア太平洋研究センター(RCAPS)は21世紀のアジア太平洋地域の直面する問題や多面的な展開へ向けた研究の発展、促進を使命として1996年7月に設立しました。RCAPSでは、アジア太平洋学分野の研究成果を共有するため、刊行物を発行するほか、学内外から講師を迎え定期的にセミナーを開催しています。
RCAPSホームページ:http://www.apu.ac.jp/rcaps/

*IAAPS
アジア太平洋国際学会(IAAPS)はアジア太平洋学の構築と推進を目指し、2010年に設立しました。IAAPSでは、個々の学問分野でアジア太平洋の各地域について実施されてきた研究の成果を集積・発信する知の拠点を目指します。
IAAPSホームページ:http://iaaps2010.com

取材:Dimithri Devinda Jayagoda (GSAM、スリランカ)
APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant(SPA)>




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