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JETRO勤務の卒業生ATIENZA Vella博士のメッセージ

来学者

2010/8/26

2010年7月9日(金)、国際機関や政府機関への就職を希望する学生を対象としたキャリアセミナーの講師として、卒業生で現在、千葉県の日本貿易振興機構アジア経済研究所(IDE-JETRO)に研究員として勤務するATIENZA Vella博士(2009年春大学院卒、フィリピン)がAPUへ来学しました。


「母国フィリピンでは様々な調査活動に携わっていましたが、多くが母国に関するものでした。私は、新しい分野の研究に挑戦し新しい発見をする中で自身の見識を広めたいと留学を決意し、アスジャ・インターナショナルからの奨学金支援を受けて日本へ留学することが出来ました。APUでの研究は専門家として、また人間として成長する貴重な機会となりました」とATIENZA博士は留学の動機について振り返りました。

ATIENZA博士は現在、東アジア・ASEAN経済研究センターで「東南アジア及び東アジアにおける3R(リデュース、リユース、リサイクル)政策」と題した研究に携わっているほか、アジア経済研究所(ERIA)で「アジアにおけるリサイクル事業と経済統合」、国立環境研究所(NIES)で「アジアの発展途上国における電子廃棄物再生技術の分類」といった研究に携わり、廃棄物処理の改良における革新的な戦略や再生品貿易、環境管理、工業規格の開発などの研究を続けています。

「私は、常に挑戦し革新的なアイデアを見つける調査研究という仕事に愛情を持って取り組んでいます。私自身の研究成果を貧困の緩和や環境問題、特に廃棄物処理の改良に活用していきていきたいと考えており、現在の職務は私にとっては単なる仕事以上のものとなっています」

「APUでは真の多文化環境と親しみやすい雰囲気の中で学び、 まるで国連の研究所に居るように感じていました。世界中様々な国から文化や信仰、人格も異なる学生が集まっていましたが、APUで共に学ぶ中で、仲間と深い友情関係を築くことが出来ました。現在、仕事でいろいろな国を訪問しますが、行く先々に知り合いが居るというのはAPUのおかげです。APUでの多文化体験によって、視野が広がり、いろいろな国の人々に対してよりうまく対応できるようになりました」

最後に、ATIENZA博士は在校生に向けてメッセージを残してくれました。
「学業と余暇のバランスに気を付けることを第一に考え、新しい友人を作り、素晴らしい学修の機会を活用し、学生として何を優先させるべきか考えて行動して下さい。そして近道せずに常に上を目指してください。中間の成績に満足せず、かといってA+の成績が全てではありません。何を学ぶのかということが最も重要です。故郷から遠く離れ、たくさんの問題に突き当たるでしょうが、信念を持って、あきらめずに常に自分の目的とビジョンを見据えて過ごしてください」。

取材:SETHURAM Shyamala(APM2、インド)
APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant(SPA)>





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