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サッカーを通じて世界を変えたい‐APU生がピースボートでの体験を報告

学生生活

2010/5/26

船旅を通じて草の根の国際交流を行う「ピースボート」に、APUサッカー部の全 泰勝さん(APS4回生)が第68回ボランティアスタッフとして参加し、2009年12月28日(月)から翌年の4月9日(金)まで103日間の船旅を終え、キャンパスへ帰ってきました。


ピースボートでは独自の国際協力プロジェクトを推進しており、全さんはそのうちの一つ「ピースボールプロジェクト」を通じて台湾やフィリピンをはじめとするアジアやアフリカ大陸、南米など15カ国を訪れ、使わなくなったサッカーボールを世界各国の子どもたちへ贈り届けたほか、現地の人々とサッカーを通じた交流を行いました。

寄港地の一つであるフィリピンでは、181個のサッカーボールを贈呈し、地元のサッカー協会の協力により、寄港地交流の一環としてサッカーツアーと称した地域交流試合を催し現地の人々とサッカーをしました。フィリピンで手渡したサッカーボールの中には、昨年、全さんを中心とするサッカー部が開催した児童向けチャリティサッカーイベント「APU杯」で、県内の少年サッカーチームから寄贈されたボール50個も含まれています。

また今年6月にFIFAワールドカップが開催される南アフリカにも寄港しタウンシップと呼ばれる旧黒人居住区にサッカー場を建設しようとプロジェクトを立ち上げたほか、日本企業やJICAの協力のもと広場でパブリックビューによるサッカー競技の放映などを行いました。

ピースボールプロジェクトを終えて全さんは「南アフリカではアパルトヘイトの影響が今も色濃く残り、経済格差によって、ワールドカップ開催地であるにも関わらず、会場に行けない、テレビもないのでサッカーを見ることもできない人やサッカーボールにすら触れる事さえできない子供たちがいることを知り、途上国や貧困国の現状をこの船旅で目の当たりにしました。私たち先進国の国民とは対照的にサッカーをすることが彼らにとって簡単ではないという現実に、そんな世界を1ミリでも変えたい、サッカーというスポーツを通して世界に、社会に少しでも貢献していきたい、子供たちの笑顔を増やしたいと思うようになりました」と話しました。また「私の夢はFIFAで働き、ユニセフとの協同で行っているサッカーによる途上国などでの地域貢献活動をもっと活性化させ、世界中の子供たちがボールを蹴ることのできる世界にすることです」と力強く将来の夢を語りました。

*「ピースボール・プロジェクト」とは
NGO団体「ピースボート」(本部・東京)が行っている、使わなくなったサッカーボールを集めて、貧しくてボールを手に入れられない世界各国の子どもたちへ贈り届けるプロジェクトです。1998年に始まり、これまで約40カ国に10,000個以上のサッカーボールを贈っています。

⇒ピースボールプロジェクトの詳細につきましては、下記のサイトをご参照ください。
http://www.peaceboat.org/project/ball/index.html

取材:保坂 亮介(APS3、日本)
APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant (SPA)>






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