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「夏の夜に 集いし想い 交わりて…」新進公演〜出逢い〜開催

2005/8/8


7月19日(火)、APU学生登録団体が合同で企画した伝統芸能イベントが開催され、会場となったAPUの屋外ステージ“ウェーブ”はたくさんの観客の熱気に包まれました。

「新進公演〜出逢い〜」と題したこのイベントは、APU学生による5つの日本伝統芸能サークルが企画から運営まですべて手作りで行ったものです。“金屏風”を模した看板や、イベント詳細を記載した手作りの“うちわ”、キャンドルを灯した竹のオブジェなど、“日本の祭”をイメージして徹底した演出にこだわり、浴衣姿の関係者が行き交う様子に、キャンパスは開催前から盛り上がりを見せていました。
午後7時30分、イベントは「神楽社」による大分県の庄内(しょうない)神楽の中の「雲取(くもとり)神楽」から始まりました。舞台上を縦横無尽に駆け回り、辺りをねめ回すように見据える「荒神(こうじん)」の迫力、対照的に女形「姫」による妖しげで柔らかな舞、そして笛太鼓によるどこか懐かしい演奏は次第に激しさを増し、約40分に渡って観る者を圧倒しました。

二組目は「エイサー団ちゃんぷる〜」による沖縄県伝統芸能「エイサー」でした。沖縄三味線の音色に誘われるように響く大太鼓と「イーヤーサーサー!!」の囃子(はやし)声から始まり、終盤の参加型演舞“カチャーシー”では、会場一丸となって演舞を楽しんでいました。

三組目は「舞“楽”」による岩手舞踊「七頭舞(ななずまい)」で、烏帽子を被り彩色豊かな衣装に身を包んだ男女が、“チャッパ”と称される打楽器や笛と太鼓が奏でるリズムに合わせて舞います。統制の取れた動きで太刀を振り、地を踏み鳴らす様子は神聖そのものでした。



四組目は「和太鼓“楽”」による演舞でした。最初の演目は「鬼」。振り上げられた腕、迫力の形相はまさに“鬼”を連想させます。続いて美しい笛の音で激しさと静けさを演出した“楽”オリジナルの「風」では、安定した拍子の“締め太鼓”と迫力の“長胴太鼓”、舞台上のチームワークも光り、ベテランメンバーによる熟練した技を存分に見ることができました。

最後の演目は「荒馬 緒」による青森県伝統芸能「荒馬」です。祭を思わせる“チャッパ”の音色と笛太鼓に導かれ颯爽と登場したのは、馬にまたがる男衆と、軽やかに舞う女形“跳人(はねと)”です。「ラッセーラー ラッセーラー!」の掛け声に、観客もいつしかのせられ、会場からは笑みがこぼれました。



終了後、代表の田中 寿爵(ひさたか)さん(APS2回生)は「初めての試みで不安もありましたが、私たちパフォーマー自身も楽しめました。公演を支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。」とイベント成功の喜びを語りました。


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