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韓日の歴史和解へ向けて−特別講義を開催

講演・シンポジウム|来学者

2009/12/24

2009年12月11日(金)、別府市で開催された「日韓次世代交流映画祭」の特別講演会として、秦野 裕介教授の講義「歴史学入門」の中で、東北亜(アジア)歴史財団理事長の鄭 在貞氏を迎え「韓日の歴史和解への道を開く」と題した講演会を開催しました。


鄭氏はソウル市立大学の教授、人文大学学長、教育大学院院長を歴任した教育者で、同時に韓国史学会、歴史教育研究会理事、韓日関係史学会会長などを歴任し、ソウル市立大学在任中に日本の学芸大学と共同で歴史共通教材の編纂に携わるなど、韓日歴史研究の第一人者です。

講演では、1979年から2年間、鄭氏自身が日本に留学していた頃に感じた韓日関係について紹介しながら、当時の両国間の国民が抱いていた感情や、現在にいたる両国間の関係の変遷について説明しました。そして、真の和解には両国の歴史認識を理解し、互いに歩みよることが必要であると述べました。

会場には大勢の学生に混じって、日韓関係、韓国文化に興味を持つ一般の方が熱心に聴講する姿もありました。質疑応答では、「在日朝鮮人に対する日本と韓国両国による差別について」や「講演者にとっての韓日の和解とは何か」など多数の質問が挙がり、聴講者の今回のテーマに対する関心の高さ、問題意識意の高さがうかがえました。

聴講していた学生の一人は「キャンパスでは歴史問題に触れずに学生同士がつきあうこともできますが、多文化環境のAPUだからこそ、この問題に向き合い使命感を持って取り組むべきだと思いました」と講義の感想を話しました。

今回の日韓次世代交流映画祭開催にあたり、APUの韓国出身の国際学生や県内の大学に通う学生が、韓国映画の字幕再編や運営スタッフとして協力しました。



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