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APU共催の環境セミナーで、サンガ教授が講演

連携事業|講演・シンポジウム

2009/12/10

2009年12月3日(木)、大分市内で、APUと株式会社大分銀行が共催する地域力連携拠点事業(※)、「第2回環境セミナー〜地球温暖化を考える〜」を開催し、APU国際協力・研究部長 サンガ・ンゴイ・カザディ教授が「地球温暖化の現状と対策を考える」と題した講演を行いました。


サンガ教授は専門とする地球物理学の観点から環境問題を分かりやすく解説し、地球上で我々が生き残るために、何かを始めなければならないと訴えました。また、気候などの観測データが、歴史的に見て近年は明らかに異常な温暖化を示していることを紹介し、我々が日々の暮らしの中で環境について考えることが大切であること、身の回りのできることから環境問題に取り組むべきだと説明しました。中でも、最近良く耳にするReduce(節約)、Reuse(再利用)、Recycle(リサイクル)を取り上げ、まずは節約と再利用が大切であり、この二つがおろそかになってはリサイクルの意味はないと語り、最近のリサイクルのみがクローズアップされる傾向に警鐘をならしました。

続いて、大分県生活環境部地球環境対策課長 荒川 孝二氏が「大分県の地球温暖化対策について」、また日本興亜損害保険(株)営業推進部 金融グループ課長 竹中 真一郎氏が「エコドライブと交通事故防止・コスト削減について」と題し、それぞれの環境への取り組みについて発表しました。

会場には企業関係者など大勢の方が参加し、熱心に講演に耳を傾ける姿が見られました。また質疑応答では活発に意見交換するなど、環境に対する大分県民の意識の高さがうかがえました。

サンガ教授は、地球温暖化や地球環境気候変動を専門とし、プロジェクトリーダーを務める京都大学との共同プロジェクト「偏波合成開口レーダデータを用いた大規模植林地のマイクロ波散乱メカニズムの解明とバイオマス推定手法の開発」は、2009年度文部科学省「宇宙利用促進調整委託費〜衛星利用の裾野拡大プログラム〜」に採択されました。採択に伴い、2009年11月、プロジェクト型有期限の研究センター「APU-Integrated Man-Biosphere Center(APU-IMABセンター)を、立命館アジア太平洋研究センター(RCAPS)内に設立しました。今後、センターでは地球生物圏の状態や変化の調査、分析、モデリングを行い、特に熱帯での環境システムに配慮した循環型の持続可能な環境保全・管理・開発の研究などを行います。

※地域力連携拠点事業
全国各地域に存在する、経済産業省・中小企業庁が認定した支援機関や有能な人材を活用し、中小・小規模企業の迅速な経営サポートを行う支援事業。

http://www.tonio.or.jp/kyoten/index.html



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