立命館アジア太平洋大学

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駐日モンゴル大使が学生へ記念講演

講演・シンポジウム|来学者

2009/12/3

2009年12月1日、大相撲・九州場所(冬場所)の実施に伴い、駐日モンゴル国特命全権大使レンツェンドー・ジグジッド閣下が来学し、学生へ記念講演を行いました。


学生への講演に先立ち、レンツェンドー大使はモンテ・カセム学長と是永 駿 副学長と懇談を行いました。大使は、モンゴルの外交政策について「外交はバランスが大事です。特にアジア太平洋地域では日本に期待を寄せています。隣国だけではなく、海を越えた第三隣国とも、政治のほかに民間レベルの経済交流を行い良好な関係を築きたいと考えています」と述べました。

その後、レンツェンドー大使は流暢な日本語で学生へ記念講演を行い、モンゴルが掲げる鉱物資源開発や農産物の自給自足などの目標や経済活動の状況などを説明しました。また、モンゴルと日本の交流の歴史のほか、日本のモンゴルへの技術や資金援助の協力状況などについて紹介しました。



質疑応答では、学生より「今後、モンゴルはどのような国を目指すか」や「砂漠化などへどのような環境政策を打っているか」といった質問が挙がりました。大使は「モンゴルは今後、日本との間で貿易拡大等の民間の経済交流を推進したいと考えています。豊富な地下資源の輸出強化はもちろん、鉱物に続く輸出品としてカシミアの加工を進めていきたいです」と目標を語りました。環境政策に関しては、「政府主導のプログラムはもちろん、海外のNGOと協力しグリーンベルト計画のように植林活動を行っています。鉱物資源の発掘はモンゴルの発展にとって重要ですが、環境破壊に繋がるならば止めます」と国を挙げて環境問題に取り組む姿勢を示しました。

最後に、レンツェンドー大使は日本の大学を卒業した経験をもとに「郷に入っては郷に従えのように、モンゴルにも‘その国の水を飲めばその国の習慣に従え’という諺があります。人生のある期間を日本で費やすのですから、その国の文化や法律を尊重してください。そして、日本の長い歴史で培われた、物事へ挑戦する気持ちや思いやり、継続性といった文化や習慣を学び、モンゴルと日本の架け橋となることを期待しています」と学生を激励しました。

APUには、現在73名のモンゴル出身学生が学んでいます(2009年11月1日付)。



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