立命館アジア太平洋大学

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国際交流基金 小倉理事長 講演

講演・シンポジウム|来学者

2009/11/19

2009年11月10日(火)、藤村 和広APS教授の「国際機構論EA」の授業に、立命館大学国際関係研究科客員教授で、国際交流基金理事長の小倉 和夫氏を特別講師として迎え、「Food, Music and Gift in Diplomacy(直訳:外交の中の食事・音楽・贈り物)」をテーマに特別講演を行いました。
小倉先生は、外交の場で来賓客をもてなすために提供される食事や、音楽、贈り物には国家間の思惑がほのめかされていることが多いとし、日本と米国、ロシアとヨーロッパ、米国と北朝鮮などこれまでに実際に行われてきた国家間の会合の場を例に挙げ、それぞれの場で提供されたものとそこに込められたメッセージを紹介しました。

会場にはたくさんの学生が聴講に訪れ、講義の最中も小倉先生の問いかけや呼びかけに答えました。積極的に意見交換する姿からは、外交や国際問題に対する学生の高い関心が伺えました。聴講者の一人、平田 麻里子さん(APS4, 日本)は「“コミュニケーション”が文化を伝えるためではなく、外交上の戦略の一つとして、相手国へメッセージを込めている点に驚きました。違った視点で外交について考える良い機会となりました」と講義の感想を話しました。

小倉先生は外交官出身で、外務省の文化交流部長、経済局長、外務審議官兼G7・G8サミット首相特別個人代表、フランス、韓国、ベトナム在駐公館の特命全権大使を歴任され、2003年から独立行政法人国際交流基金(※)の理事長を務められています。2009年11月にはAPUの教育理念にご賛同いただき、支援組織アドバイザリー・コミッティ(AC※)のメンバーにもご登録いただいています。またAPUライブラリーでは近く小倉理事長の著書(日本語、外国語)を集めたコーナーを設置し、利用者の閲覧が可能となります。

*1独立行政法人国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)
世界の全地域において、日本と世界の人々が相互理解を深め、平和な未来を築いていくことを目的に、総合的な国際文化交流事業を行う日本唯一の組織。

*2アドバイザリー・コミッティ
APUを多面的に支援する目的で開学前から設立した組織で、メンバーには世界各国の元首、大使を始め、日本を代表する経済産業界の方々、合計319名(2009年1月1日現在)によって構成されており、APUの教学の充実と発展に向けて様々な形で貢献いただいています。



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