立命館アジア太平洋大学

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国連大学グローバルセミナー

2005/6/14

消費文化−アジア太平洋の変化、伝統、選択

現代の地球規模の問題や国連の役割について、より理解し認識を高めることを目的に、毎年、日本や海外で「国連大学グローバルセミナー」が開催されています。

5月18日から21日にかけてハワイのホノルルで開かれた国連大学グローバルセミナーに、APUのモンテ・カセム学長と学生4名が参加しました。世界中の代表学生や社会人、世界規模のネットワークである国連で働く学者や専門家も参加しており、彼らと交流する機会に恵まれました。セミナーは、国連大学とハワイ大学マノア校アジア太平洋研究学部の両大学主催で行われました。

今回は、代表の学生に国際大会について話を聞きました。


この大会には、18大学から53名がハワイ大学マノア校へ代表として参加し、「消費文化—アジア太平洋の変化、伝統、選択」をテーマに意見を出し合いました。大会では、ヒップホップ音楽やオンラインゲームなどの若者の消費文化や、中国北京の都市化に伴う消費文化、移民の多いハワイに見られる消費文化として、「ロコモコ」を例に挙げるなどテーマに基づいて幅広く講義がありました。「ロコモコ」とは、東西の移民がそれぞれ持ち込んだ食べ物が融合し、一つの料理となったもので、新たな消費文化として若者を中心に人気を集めています。

また、世界中の学者によって行われた大会は4日に渡り、会の中でモンテ・カセム学長が基調演説を行いました。学生たちが詳細を調査できるようにと、グループセッションやフィールドワークの機会もありました。内容は、無作為に5つのチームに分かれ、ワイキキビーチでフィールドワークを行うというものでした。



「学生のコメント」

JO Yong-Suさん (APM2回生、韓国)のチームは、「ワイキキビーチの持続的な発展」をテーマに、ワイキキビーチでフィールドワークを行いました。
「ワイキキビーチは、人工的に作られたビーチで、観光客が絶えません。彼らは、観光地化された人工的なビーチに代価を支払い、楽しんでいますが、これも消費文化の例と言えるでしょう。今回の大会参加は、アジア太平洋に在住する他大学の学生と共に時事問題について勉強するという他にはない機会であり、興味深いものでした。また、今まであまり触れる機会のなかったポリネシアの文化について学ぶことができ、関心を持つようになりました。参加前は、「消費文化」とは財貨のみを指していると考えていましたが、私たちの生活に関わるあらゆる「消費」を意味することが分かりました。」と話しました。

LE Yen さん(GSA - APS1回生、ベトナム)は、「大会は、グループメンバーや、専門家とのネットワーク構築のための理想的な機会でした。彼らと昼食をとりながら交わした会話からは得るものがありました。忘れがたい経験です。」と話していました。

中国出身のLUO Quanさん(GSA - ICP1回生)は、「『やりがいがある』という言葉こそが、今大会を表しています。講義だけでなく、他大学の学生との交流もいい勉強になりました。アイディアを引き出し、問題に対して異なる見方ができ、よかったです。」と感想を述べました。

TRAN Phuongさん (APM4回生、ベトナム)も、素晴らしい経験であったことを語りました。「『今後も関わっていきたい』と思えるような人々と出会えたことを嬉しく思います。」

次回の国連大学グローバルセミナーは、、「平和と持続可能な未来の構想」をテーマに、2005年7月14日から18日にかけて韓国の済州で開催予定です。


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