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核兵器廃絶を目指して—APハウスの学生が長崎で平和交流

学生生活

2009/5/18

2009年5月9日(土)〜10日(日)、APハウスに居住する13カ国・地域の国際学生を含む42名が長崎を訪れ、核兵器廃絶と平和な世界を目指し活動している「高校生1万人署名活動*」の参加高校生と交流しました。

原爆資料館で高校生と共に見学

APUでは、毎年秋セメスターに立命館大学との京都平和交流ツアーを実施していますが、この平和交流ツアーは、平和学習に関するAPUと高校生一万人署名活動実行委員会の共同企画として開催しました。学生たちに被爆地であり歴史遺産の多い長崎での観光を通して、長崎における日本の歴史や平和について学んでもらうことを目的とした初めての試みです。

ツアー開始の翌9日、学生たちは「高校生1万人署名活動」の参加高校生とともに平和祈念公園や原爆資料館などの原爆に深く関わる場所を見学しました。訪れた学生たちは、原爆投下当時の貴重な資料や写真などを見たり、被爆者の話しを聞いたりし、戦争の悲惨さをそれぞれが考える機会となりました。


被爆者に黙祷をささげる参加者

被爆者の一人で今回体験を話して下さった廣瀬方人先生(79歳)は英語教師をしていた経験から、英語を使って参加者に悲惨な体験を説明してくれました。参加した学生の一人から「私たちは平和に対して何ができるのでしょうか」という問いかけに、廣瀬先生は「私たちの世代には戦争を始めた責任があります。今の世代の人たちは、核が使われない平和な世界を守る責任があります」と話し、核廃絶について訴えました。

翌10日、昨日の見学内容をもとに高校生と平和に関する意見交換を行い、平和の大切さを再認識した参加者は、任意で全員が「核廃絶」を求める署名活動に参加しました。初めて署名活動に参加した学生の一人は「戦争、平和に対する捉え方は国や個人によって様々ですが、核保有国であるアメリカ、中国などを含む13カ国の学生が平和の重要性を訴え署名活動に参加したことのは大変意義のあることだと思います」と感想を述べました。

7月20日(月・祝)には、「高校生1万人署名活動」の参加高校生をAPUに招待し、今回の平和交流ツアーに参加した学生とともに、キャンパスで署名活動を行う予定です。
APUでは、今後も国際学生に日本の文化や歴史を学ぶ機会を提供していきます。

*高校生1万人署名活動とは、1998年5月にインド・パキスタンの核実験が行われた際に、被爆地ナガサキの願いを世界に伝えるために国連に派遣された「高校生平和大使」が、帰国後に核兵器の廃絶をめざす活動を自分達の力でと考え2001年から始まったものです。集まった署名は、高校生平和大使の手により、直接国連に提出されています。また、署名活動のほかにも「高校生1万本えんぴつ運動」やアジアこども基金の設立、韓国やアメリカ、ブラジル、ニュージーランドでの署名活動など様々な企画を高校生が自主的に企画・運営しています。

詳しくはこちら:「高校生1万人署名活動」 http://www.geocities.jp/peacefulworld10000/


長崎市内で署名活動



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