立命館アジア太平洋大学

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在日韓国大使がAPUで講演

2005/5/13

韓国語ウィーク初日の5月9日(月)、羅鍾一(Ra, Jong-yil)駐日韓国大使が来学し、吉松秀孝教授の「政治学入門」の授業の中で講演しました。
大使は、「Perspective of Northeast Asian Community」をテーマに「シベリア、モンゴル、北朝鮮を含む北東アジア共同体の実現には、具体的な目標を掲げて国民の幸福や要求に応えることが必要です」と話しました。

聴講を希望した学生も含め約300人が受講し、質疑応答の時間も設けられました。インドネシアの学生の「東南アジアとの関係をどう考えるか」という質問に対して大使が「東南アジアを含む‘東アジア共同体’を形成することで、北東アジアで懸案になっている二国間対立が和らぎ、アジア全体で強固な関係が築ける。そうした意味でも東南アジアとの関係は非常に重要だと考えている」と答えるなど、活発に質問や意見が交わされていました。



受講した学生からは「以前から時事問題を勉強していましたが、講演を受けて新たな見識を持ちました。北東アジア共同体の実現に向け、各国の正常化交渉を望んでいます」(スリランカ)、「実際にアジアの政府で働く方の講演だったため、具体的且つ実用的なお話でした。政治学を勉強する上でいいアドバイスになりました」(国内学生)という感想が聞かれ、担当の吉松教授は「学生にとって国際関係の難しさを乗り越え、いかに共同体を作っていくべきかを考える良い契機になったでしょう」と今回の成果について語りました。

講演後、韓国出身の学生や韓国に関心を持つ学生が集まり、大使との懇談会を開きました。大使からは多くの本を読むこと、語学力を身につけることなど、大学生活を送る上でのアドバイスがありました。また、日韓関係については「政治的に解決するよりも民間レベルの交流を進めることが大切」と学生に語りかけていました。大使は韓国語ウィーク初日に講演できたことを大変喜び、懇談会は終始和やかに進みました。



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