立命館アジア太平洋大学

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ノーベル化学賞受賞者李遠哲教授来学

2008/12/22

2008年12月18日(火)、APUのアカデミックアドバイザーであり、ノーベル化学賞受賞者で台湾中央研究院名誉教授兼名誉調査研究員の李遠哲教授がAPUに来学し、カセム学長と懇談した後に立命館アジア太平洋研究センター(RCAPS)主催のセミナーで講演しました。


カセム学長との懇談の中で、李教授は頭脳の流出、流入、循環といった現象について触れ、「多くの途上国は、自国の優秀な人材が富裕国にひきつけられることを懸念していますが、彼らの国では優秀な人材が教育や専門知識を海外で身に付け自国へ戻っており、自国の開発に大きな役割を果たしています。途上国にとってこのような現象は素晴らしい利益にもなっています。」と話しました。それを受けてカセム学長は「APUでは87カ国・地域からの学生が学んでおり、我々は“頭脳の流入”の重要な役割を担っていると感じています。我々はAPUで学んだ国際学生が自国の開発に貢献し、“頭脳の循環”が成されることを願っています。」と答えました。

また、李教授は台湾からの国際学生を中心とした彼の経験に関心の高い国際学生約20名と歓談し、「大学を卒業することであなたは修得者になるとお考えですか?友人と共に学び、研究する環境に身をおき、大学教育を超えてあなた自身が真の修得者となるよう学んで下さい。」と学生たちに助言しました。

その後、李教授は「Global Efforts for a Sustainable Future」と題したセミナーで講演し、世界が政策レベルで一体となって、現在直面している世界的な問題の解決のために行動していかなくてはならないと論じました。

李教授は、現在及び未来の科学者の発展のため、また日本のみならず世界の科学会のために甚大な貢献をされた科学者及び学者として高く評価されています。1986年には台湾初のノーベル賞受賞者として、ノーベル化学賞を受賞されました。



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