1. 安全な学生生活を送るための基本情報
  2. 第10章 学生生活における注意

12. カルト宗教について

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大学生は新生活で人との出会いが増える一方、カルト宗教や悪質な団体による勧誘のターゲットにもなりやすくなります。実際、「ボランティアに興味ある?」「自己成長のセミナーがあるよ」「友だちの集まりに来てみない?」といった言葉から始まり、宗教色を隠して近づいてくるケースが多く報告されています。気づいたときには「高額な献金・物品の購入を迫られる」、「講義や集会への参加を繰り返し求められる」、「家族や友人との関係が断たれる」といった深刻な状況に陥ることもあります。
これらの団体は最初は宗教だと名乗らない場合が多いので最初は気づきませんが、「断れない雰囲気」や「すぐ返事を求める」誘いには注意をしてください。不安を感じたら一人で悩まず、すぐにスチューデント・オフィスに相談をしてください。また、キャンパスでのこうした勧誘活動を見かけた、誘われたという場合も、情報を速やかにスチューデント・オフィスにお知らせください。

「摂理」の勧誘について

「摂理」については、マスコミでも大きく取り上げられ社会問題となりました。同集団は、関東、関西を中心に国・公・私立大で大学生への勧誘活動を活発に行っています。
APU にも、キャンパス内での同集団による勧誘活動の情報が何度も報告されています。この集団の手口として、初めは、英語学習、バレーやバスケット、ゴスペルやコーラス、演劇などのサークルやイベント、パーティーなどに勧誘し、その人の趣味や興味、関心に合った活動を共にし、仲良くなり、友人関係が進むに連れ、聖書や神の話に進んでいきます。その時点まで宗教団体であるということは隠しています。
APUでは学内における布教や勧誘活動を固く禁じています。同集団の勧誘活動は、本学学生の学生生活の自由や学習権を侵害する恐れがある重大な問題です。みなさん、同集団の勧誘活動に十分注意を払い、誘いに乗らないようにしてください。

※「摂理」の勧誘活動の特徴は、下記のとおりです。

  1. 1. キャンパス内のライブラリー、噴水前、カフェなどで勧誘員2,3名が大学OB・OG や在学生と名乗り話しかけてきて携帯番号、メールアドレスを聞く。
  2. 2. 初めは食事や遊び、英語学習、パーティー、スポーツなどに誘い、学生のサークルや真面目な社会人を含めた楽しい会という装いを取っている。
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