協定型インターンシップ
申請前
協定型インターンシップに応募するには、まず自分が興味のある企業・団体を選ぶ必要があります。同時に最大2件まで応募することができるため、慎重に選んでください。応募したインターンのうち1件が次の選考に進まなかった場合は、別のインターンに応募することも可能です(空きがある場合)。
なお、2件とも合格した場合は、両方のインターンに参加する必要があります。最終結果が発表された後は、辞退(キャンセル)することはできません。そのため、複数のインターンに応募する際は、実施期間が重ならないよう十分に確認してください。
インターンシップへの参加も、キャリア形成の一環として慎重に考えることが大切です。
インターンシップを探し始める前に、以下のような質問を自分自身に問いかけてみましょう
- インターンシップに参加する目的は何か。具体的な目標はあるか。
- 興味のある業界・分野はどこか。
- 卒業後はどこで働きたいか。(日本、母国、第3国)
- インターンシップにどれくらいの時間を割けるか。
- 有償のインターンを希望しているか。それとも無償でも構わないか。
- インターンシップで単位取得を希望しているか。希望するインターン科目の履修条件を確認済みか。
これらの質問に答えることで、自分の状況に合ったインターンシップを探しやすくなります。募集している企業・団体については、「受入れ機関一覧」を確認してください。
受入れ機関一覧で企業を調べる際の重要なチェックポイント
場所 | インターンシップ先が遠方の場合、交通費や宿泊費、ビザなどの費用はどうなるのか。 |
---|---|
業界/インターンシップ内容 | 自分のキャリア目標や興味に合っているか。 |
言語 | インターンシップに必要な言語スキルを満たしているかどうか。 |
給与/福利厚生 | 企業・団体が提供する給与や福利厚生の内容、または提供されない場合の条件はどうか。 |
時間的コミットメント | インターンシップのスケジュールや勤務時間が、自分の予定と両立できるか。 |
単位 | このインターンシップが、履修を希望している科目で単位取得の対象になっているか。 |
募集要項をよく読み、興味のある企業・団体が見つかったら、応募の準備に進みましょう。
質の高い応募書類を作成するために
応募書類は企業・団体に対する第一印象となるため、良い印象を与えるためにも時間をかけて丁寧に作成することが大切です。協定型インターンシップの場合、応募書類は希望するインターンシップ先での実施言語(日本語または英語)で提出する必要があります。
履歴書(履歴書)
協定型インターンシップに応募する際は、原則として「APU履歴書」の提出が必要です。
フォーマットは、「APU就職支援Webシステム(キャリタス UC)」からアクセスできます。
履歴書で受入れ先の担当者が最初に目を通す項目のひとつが「志望動機」です。この欄では、以下のような内容を伝える必要があります。
- なぜその業界・企業や団体に興味があるのか
- インターンシップ先で何を学び得たいか。どのような力を発揮したいか。
- インターンシップの経験を通して、学修や将来にどう活かしていきたいか。
よくある間違いは、どの企業・団体にも使い回せるような一般的な内容を書いてしまうことです。しかし、それでは相手への理解が浅いと受け取られてしまい、応募書類の印象が弱くなってしまいます。
英語履歴書(レジュメ/CV)の作成について
英語履歴書は、企業・団体に自分の経験を伝えるための重要な書類です。正社員としての職歴がない場合は、1ページ以内にまとめるのが理想です。職歴が5年以上ある場合は、2ページまで延長しても構いません。
英語履歴書には決まった形式はありませんが、以下のような項目を含めるのが一般的です:
- ヘッダー:氏名、所在地(例:大分県)、連絡先(電話番号、メールアドレスなど)
- プロフェッショナルサマリー/目的:応募する企業や職種に関連するスキルや経験を簡潔にまとめた3〜4文程度の紹介文。採用された場合にどのように貢献したいかも記載します。
- 学歴:通常は学士号以上の学歴を記載します。
- 職務経験:正社員・アルバイト・インターン・課外活動などの中から、応募先企業や職種に関連する経験を選びます。所属していた企業・団体名、役職名、経験期間、業務内容や成果を箇条書きで記載します。
- スキル:コミュニケーション力や時間管理などのソフトスキル、PCソフトや研究スキルなどのハード/テクニカルスキル、そして企業に関連する語学力などを記載します。
よくある間違いは、どの企業・団体にも使い回せるような一般的な内容を書いてしまうことです。しかし、それでは相手への理解が浅いと受け取られてしまい、応募書類の印象が弱くなってしまいます。
インターンシップハンドブック
協定型インターンシップ及び自由応募型インターンシップの詳細は下記「インターンシップハンドブック」に記載していますので、ご確認ください。
2025年度インターンシップハンドブック
申請条件
協定型インターンシップの申請にあたり、以下の条件を満たす必要があります。
-
1.
在籍セメスター
学部生:2~7セメスターの者
大学院生:1~3セメスターの者 -
2.
在籍状態
-
A)
申請セメスターの在籍状態が「通常」の者
※休学中の場合は、応募できません。 - B) 交換留学生としてAPUに在籍している者。ただし、APUでの学内面接や授業への出席など、全ての要件を満たす必要があります。
- C) 停学中の学生は、申請締切日までに停学期間が終了する場合のみ、申請可能。
-
A)
申請セメスターの在籍状態が「通常」の者
-
3.
GPA
通算GPAが2.00以上であること。 -
4.
希望する受入れ機関の言語要件を満たしていること。
-
A)
英語基準学生:日本語で実施されるインターンシップに応募する場合、通常はJLPT N2またはBJTレベルJ3以上の日本語能力が必要です。応募時には日本語能力証明書の提出が求められます。
*英語基準の学生は、英語能力の証明書を提出する必要はありません。 - B) 日本語基準学生:英語(またはその他の言語)で実施されるインターンシップに応募する場合は、語学力を証明する適切な書類の提出が必要です。英語の場合、一般的な要件はIELTS 5.5またはTOEIC(IP含む) 584点以上です。
-
A)
英語基準学生:日本語で実施されるインターンシップに応募する場合、通常はJLPT N2またはBJTレベルJ3以上の日本語能力が必要です。応募時には日本語能力証明書の提出が求められます。
-
5.
各受入れ機関が定めるその他の条件
上記の条件に加えて、受入れ機関が定める条件もありますので、申請前に必ず応募しているインターンシップの詳細を確認してください。
受入れ機関一覧
協定型インターンシップの募集を行っている企業・団体の一覧です。各受入れ機関には専用ページがあり、業界、募集部署、インターンシップの内容、提供される経済的支援などの重要な情報を確認することができます。
この一覧はセメスター毎に更新されるため、最新情報についてはCampus Terminalを確認してください。
詳しくはこちら
応募プロセス
協定型インターンシップの応募プロセスは、2段階の選考に分かれています。
第1次募集は、通常の募集期間です。第2次募集では、第1次募集で残った枠に対して募集が行われます。場合によっては、第2次募集で新たに企業が追加されることもあります。その際は、Campus Terminalでお知らせします。
項目 | 日程 |
---|---|
インターンシップガイダンス* *ガイダンスのビデオは応募期間中(10月9日~11月30日)にオンデマンド視聴可能。 |
2025年10月8日 E:ビデオ視聴 J:ビデオ視聴 |
応募期間(第1次募集) | 2025年10月8日〜10月22日(最終日14:00締切) |
書類審査結果及び面接スケジュール(必要な学生のみ)の発表(第1次募集) | 2025年11月6日 |
面接(第1次募集) | 2025年11月11日及び12日 |
学内選考結果発表(第1次募集) ※その後、受入れ機関による選考あり |
2025年11月17日 |
APUによる最終選考結果発表(第1次募集) | 2025年12月2日 |
応募期間(第2次募集) | 2025年11月17日〜11月30日(最終日14:00締切) |
書類審査結果及び面接スケジュール(必要な学生のみ)の発表(第2次募集) | 2026年12月12日 |
面接(第2次募集) | 2025年12月17日 |
学内選考結果発表(第2次募集) ※その後、受入れ機関による選考あり |
2025年12月23日 |
APUによる最終選考結果発表(第2次募集) | 2026年1月8日 |
インターンシップの参加が決まったら
協定型インターンシップへの参加が決まった学生は、インターンシップに向けて以下の手続きを行う必要があります。
-
1.
誓約書の提出
APU用と受入れ機関用の2種類の誓約書に署名し、提出すること。 -
2.
ビジネスマナー講座 ※参加必須
2025年度春期協定型インターンシップに参加する学生向けのビジネスマナー講座ーは、2026年1月中旬に開催予定です。詳細は、合格者に対して通知されます。 -
3.
インターンシップ保険への加入(対面型インターンシップのみ)
インターンシップの実施場所に応じて、以下の保険に加入する必要があります。-
国内(日本)インターンシップ:
インターンシップ・教職資格活動等賠償責任保険(略称:インターン賠) -
海外インターンシップ:
- ① インターンシップ・教職資格活動等賠償責任保険(略称:インターン賠)
- ② 東京海上日動火災保険株式会社 海外旅行保険
- ③ 危機管理サポート、健康電話相談など
-
国内(日本)インターンシップ:
インターンシップ終了後(事後提出物)
協定型インターンシップに参加したすべての学生は、インターンシップの振り返りを行い、大学が指定する書類を提出する必要があります。
2025年度夏期協定型インターンシップの場合
提出対象:インターンシップ参加学生全員
提出フォーム:https://forms.office.com/r/Fga0W0x6vS
提出期限:2025年10月23日(金)正午まで
必須提出書類:
2025年度春期協定型インターンシップの場合
提出対象:インターンシップ参加学生全員
提出フォーム:https://forms.office.com/r/JrLvdiExZC(2025年10月25日よりアクセスできます)
提出期限:2026年4月24日(金)正午まで
必須提出書類:
- 1. 実習日誌(Excel形式)
- 2. 受入れ機関ご担当者報告書
- 3. キャリア・チェックシート
GAIA 書類
上記の事後提出物に加えて、GAIAに参加した学生は以下の書類の提出も必須です。
-
1.
GAIA卒業生へのキャリアインタビューシート
卒業生とのインタビュー記録を提出してください。特定のフォーマットはありませんが、質問した内容と、得られた回答を必ず記載してください。
インタビュー質問例 - 2. GAIA最終レポート
-
3.
GAIA体験を紹介するプレゼンテーション・スライド
プレゼンテーションに含める内容:- インターンシップで学んだこと
- 先輩から学んだこと(インタビュー内容含む)
- インターンシップでの学びを今後のキャリアにどう活かすか
インターンシップ科目登録について
インターンシップ科目に登録している学生は、①指定の事後提出物及び②インターンシップ科目の一環として課されるすべての課題の両方を提出しない場合、単位を取得することができませんのでご注意ください。詳細については、インターンシップ科目登録ページをよく読んでください。
協定型インターンシップに関する重要事項
- 応募言語:インターンシップの応募は、希望するインターンシップの使用言語(日本語または英語)に合わせて、同じ言語で提出してください。
- 辞退:大学による選考に合格した後、受入れ機関による別途選考が行われます。最終選考結果が出た後は、辞退することはできません。
- 複数のインターンシップに採用された場合:2つのインターンシップに採用された場合は、両方に参加する必要があります。そのため、応募前にスケジュールが重複していないかを必ず確認してください。