プログラム名:(APS)「現代社会論ー〈共生〉について考える」
担当教員:清家 久美
担当教員:清家 久美
プログラムに参加しようと思った理由
私は普段ゼミで社会学者・見田宗介の文献読解を通じて社会構想(次の社会を考えること)の研究をしています。文献読解は学問の基本ですが、往々にして概念ばかりを追いかけ、頭でっかちになりがちです。そのため大学を離れ、五感を使って「次の社会の構想」を考えたいと思い、参加しました。また、一週間の共同生活から得られる濃密なコミュニケーションの経験も魅力的でした。
プログラムを通じて成長できたこと
一番の成長は、プログラムを通じて「現場でものを考える」ということ強く動機づけられたことです。大学では文献を読んで、学問分野の概念を追うことを通して専門性を高めますが、現場に行かなければ分からないことも多くあります。現地講師の方は、20年以上に及ぶ山村でのNPO活動から得た、地に足をついた、血の通った言葉と視座を持っておられ、多くの気づきを得られました。大学から一歩出て(オフ・キャンパス!) 実際に身体を動かして、見て、聞いて、触れることで湧き上がる思考がありました。
文献はもちろん大切ですが、大学の外にある予測不能な思考の触発にも身を投じつつ探求を深めていきたいです。
プログラムに興味を持っている学生の皆さんへのメッセージ
社会構想に取り組みたい学生にはうってつけのプログラムです。また、プログラムの内容と自分の研究が一致しない人、あるいは研究テーマが未定の人にもおすすめできます。なぜなら現地ではNPO論、現代社会論をはじめ、地域再生論や自己論にまで議論が展開されるからです。自分の関心領域を深める/発見できるはずです。それにこれだけ便利になった社会を生きる私たちにとって、ひとつ屋根の下、十数人と衣食住を共にする経験は貴重であり、なによりも大学生活の思い出にもなるはずですよ。





