応募しようと思った理由
中学生のころから「教育」に興味があり、特に開発途上国や新興国と呼ばれる国の教育を知りたいという思いが強くありました。大学入学後、日本語パートナーズの活動を知り、何よりも強く惹かれたのは、「教育現場で実際に活動できる」という点です。海外での教育現場のリアルについて身をもって体験でき、今後の自分のキャリアを考えるうえで、大きなきっかけになるのではないかと思い、応募しました。
プログラムに参加して、何を得て、今後の学部での学修、または、卒業後のキャリアにどのように活かしていますか?
このプログラムに参加し、得たことは、「教育環境に身を置きたい」という自分の軸を見つけられたことです。日本語パートナーズの活動期間は約半年間ではありましたが、インドネシアの子どもたちと関わることで、教育が与える子どもたちへの影響力を肌で感じました。この経験から、教育を軸に就活を行い、現在は教育関連の仕事をしています。
苦労したことや大変だったこと、予想外だったことは何ですか?それをどのようにして乗り越えましたか?
派遣期間が約半年間あったので、その分苦労や大変な経験もたくさんしました。一番の予想外だったことは、体調不良です。日本では、年1回熱が出るかどうかの私ですが、派遣期間中は、デング熱にかかったり、腹痛になったり、高熱が出たりと、少しでも生活リズムが崩れると、体調が崩れやすかったです。実は、数日間現地の病院に入院したこともありました。国際交流基金のスタッフの方、インドネシア人の日本語の先生や校長先生、住居のオーナーさんなどいろんな方にサポートしてもらいながら、日常生活に復帰できました。今では、貴重な経験だなと感じます。
プログラムに興味を持っている学生へのメッセージ
日本語パートナーズの経験が気になっている方は、ぜひ一歩踏み出し、参加してほしいなと思います。派遣期間中は、苦労や大変なことが多少起こるとは思います。ですが、私はそれ以上に素敵でかけがえのない思い出や繋がりが得られました。現地には、日本にあこがれを持っていたり、日本の文化を好いてくれている生徒がたくさん待っています。ぜひ、そんな彼らの「せんせい」として日本を紹介してみてください。きっと皆さんのことを笑顔で、温かく迎えてくれます。

