プログラム名: (ST) アイヌの里 北海道平取町(二風谷)で、アイヌ文化を活かした観光振興を考える
担当教員: 吉澤 清良
担当教員: 吉澤 清良
プログラムに参加しようと思った理由
APUに入学した当初、このプログラムがSTの特色の1つであることを知ったのが最初のきっかけです。そんなとき吉澤先生の観光学の授業の中で触れた、北海道の観光に関心を持ちました。私は、北海道の「食」と「自然」に比べて、「アイヌ文化」を知る観光が注目されにくいことに問題意識を感じました。だからこそ私は、アイヌをとり巻く観光の状況をこの目で見て、地域の方に話を聞きながら五感を通して北海道と向き合いたい!そんな思いから、プログラムに応募することを決めました。
プログラムに参加して、何を得て、今後の学部での学修またはキャリアにどのように活かしたいですか
私たちが今回訪れた平取町ではアイヌ文化の振興に携わる方々から温かい歓迎を受け、直接お話を聞くことができました。これはフィールド・スタディでしか得られない貴重な経験だと思います。この経験を通して、私は地域の観光における「人」という資源の大切さに気づきました。つまり「観光」という言葉の下には、地域のリアルな暮らしと「人」が存在すること、このことを実感できたのは私にとっての大きな進歩です。今後も北海道で得た学びを心に留めて学修を進めようと思います。
プログラムに興味を持っている学生へのメッセージ
学部や学年を超えて共通のテーマに興味を持っている人たちと関われる良い機会です。実習の期間は1週間程度と短いですが、濃い学びをたくさん得て帰って来られると思います。
現地では積極的に吸収し学ぼうとする姿勢が大切ですが、APUの外で仲間と過ごす数日間もぜひ楽しんでください!
また、必ずしもプログラムのテーマと自分の興味がぴったり重なっていなくても応募してみてください。フィールド・スタディを通じて、自分の分野をさらに深めていくことができます。


